ブレイキングダウン人気選手が火災現場に遭遇 「必死の消火活動」に称賛の声相次ぐ
ブレイキングダウンの人気ファイター・舞杞維沙耶選手が火事現場に遭遇。必死に消火する様子がネットで話題を呼んでいる。
格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」に出場する“歌舞伎町最強ホスト”こと舞杞維沙耶(まき・いざや)選手が25日、自身のXを更新。
火災現場で消化活動を続けたことを報告し、ネットで話題を呼んでいる。
■ゴミ捨て場から上がる炎
「店のビルのゴミ捨て場から火災起きてんのに野次馬ばっかで誰も動かないじゃん」とコメントを添え、ダンボールや瓶ビールケースが燃え上がる様子を動画でアップした舞杞選手。
火は他のゴミや壁にも延焼を始めており、もうもうと上がる白い煙とけたたましいサイレンの音が現場の危険さをより表している。
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■必死の消火活動
燃え上がる炎の中に水道とホースがあることを発見した舞杞選手は、消火活動のためどうにか蛇口をひねり、炎に向かって放水。
無事、鎮火に成功したようで「火に飛び込んだら顔汚れた……」と報告するその姿には、顔には黒いすすがつき、煙のせいで目は充血していた。
同ビルには舞杞選手のバーがテナント入居しており、その後一連のトラブルを回顧し「煙が上まで来てるんでお客様に万が一の事があると嫌なので」と語った。
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■「冷静に行動出来るのはすごい」と称賛
ネットでは、「勇気ある行動」「かっこいい」「命懸けて店守るって本当に立派」「火に向かって冷静に行動出来るのはすごい」と称賛の声がファンから相次いでいる。
一方で、一部で「撮っとこ!じゃないのよ」と動画を回したことを指摘する声もあったが、動画自体は2秒足らずで終わっており、かつ舞杞選手本人も「消防士と警察への状況報告の為」と冷静な判断で行ったことを説明。
むしろ、野次馬として集まった人たちに対し、「人だかり出来て誰も消防車も呼ばないし騒いでるだけ1回の店から人が出てきたから消火器あるか聞いたら『ないです』って突っぱねられてそそくさ逃げていかれて」と問題点も明かしていた。
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■心優しき無差別級ファイター
舞杞選手は身長183cm、体重100kg以上という体躯を持つ同団体では数少ない無差別級ファイター。
端正な顔立ちに加え、相手を無意味に挑発しない心優しき性格が人気で、過去戦績は3勝4敗。2023年2月に行われた試合では、現在RIZINで活躍する身長204cmのエドポロキング選手とも対等にやりあうなど(結果は判定負け)、人気選手の一人に名を連ねている。