大河『べらぼう』女郎・うつせみの神隠し、感動シーンの“ある設定”に視聴者仰天 「そうか…そんなに…」
大河ドラマ『べらぼう』12話では女郎・うつせみと小田新之助が足抜けをする感動の場面が。公式SNSでそこに隠れていた「設定」が明かされて…。
23日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)での名シーンに隠されていた設定を公式SNSが解説。見落としていた多くの視聴者から驚きの声があがっている。
■12話のあらすじ ※ネタバレあり
吉原を舞台に、「江戸のメディア王」として知られる浮世絵版元(出版人)の「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描く本作。12 話「俄(にわか)なる『明月余情』」では、吉原で行われる『俄(にわか)』祭りの覇権を巡り、大文字屋市兵衛(伊藤淳史)と若木屋与八(本宮泰風)がぶつかり合う形に。
蔦重は30日続く俄祭りを題材にした本を出すために、宝暦の色男とも呼ばれている秋田佐竹家留守居役の藩士・平沢常富(尾美としのり)の裏の顔・人気作家の朋誠堂喜三二に執筆を依頼する。
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■祭りにつきものなのは…
大盛りあがりの俄祭りだったが、花魁らは馴染みの客をもてなすために参加できない。しかし最終日には花魁たちも女郎屋を出て祭りを楽しむ時間が設けられた。
うつせみ(小野花梨)が女郎屋を出ると、かつて一緒に吉原から逃げ出そうと「足抜け」を計画した浪人・小田新之助(井之脇海)の姿が。視線を交わし思わず立ち止まったうつせみの背中を押したのが花魁・松の井(久保田紗友)で、「祭りに神隠しはつきものでござんす。お幸せに」と声をかける。
お互いを想い続けていたうつせみと新之助は2度目の足抜けを敢行。寄り添って吉原大門をくぐっていった。