千原せいじも経験した「葬式になんで呼んでくれなかったんだ」問題 減少している“アレ”も原因のひとつ?

年々減少しているという“お正月の風物詩”。葬式に呼ばれなかった問題に繋がっているとの見解も。

2025/04/02 04:00


千原せいじ

お笑いタレントの千原せいじさんが先月30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

ユーチューバーとしても活動する、元火葬場職員の下駄華緒(げた・かなお)さんを迎えた今回、葬式に呼ばれなかったトラブルの原因について語りました。

【動画】トラブルの原因は年々減少しているという“お正月の風物詩”?



■父の葬儀後「なんで教えてくれへんかったんや」

せいじさんは亡き父の葬儀後のことを回顧。葬儀後に父親と親しくしていた友人から「なんで教えてくれへんかったんや」「最後のお別れがしたかった」と参列できなかったことで怒ってきたといいます。

疎遠になってる親戚でも「葬式くらいは行きたい」など、“なんで呼んでくれなかった問題”は今でも多いといいます。


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■付き合っている人がわからない理由

せいじさんは「親父の付き合いがわからへん。全部、把握してるわけじゃないから」「親父が世話になってた下宿先の娘さんとか…」と生前、親しくしていた相手が亡くなったことを伝えられておらず、トラブルになるケースもあるそう。

「泣きながら『なんで言うてくれへんかったんや』って言うから、それを抱えて生きていくのが、ものすごいしんどいんやって」と話すと、下駄さんは「辿っていったら、年賀状になってくるんですよ」と返すと、せいじさんは「あ~なるほど」と納得しました。


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■今でもせいじに年賀状を送る2名

スマホやSNSの普及などにより、年賀状を出す人は年々減少。昨年、日本郵便は2025年用の年賀はがきの当初発行枚数を、前年比25%減の10億7,000万枚とする発表。

減少率は過去最大となり、年賀状離れが加速していることが見えますが、せいじさんも「うち、チャンス大城さんとDIR EN GREYの京くん」と今でも年賀状が送られてくるのは、後輩芸人のチャンス大城さんと、ロックバンド・DIR EN GREYの京さんの2名だけだと明かします。

下駄さんは「年賀状は遠い親戚でも送り合ってて、連絡先を知ってるんですよ」「だんだん廃れていってるのが、そっちにも影響してると思う」と語りました。


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■葬式の大切さを語るもコメント欄では…

また、僧侶でもあるせいじさんは「今、仏教界が激震走ってて…」と切り出し、最近では通夜や告別式などの儀式を省略し、火葬のみで故人を弔う葬儀「直葬」をする人が増えていると説明。

「葬式って1回だけやん。結婚式は何回でもできるけど」「最後やから、立派に送ってあげたいっていうのもある」と葬式の重要性を語りましたが、コメント欄では「世の中の多数がお金ないことが1番の原因だと思う。葬式は安くても100万以上かかるから」「ちゃんとやってあげたかったけど、お金無くて泣く泣く直葬にしました。生活カツカツでお金無い人はしたくても出来ない」「金があれば昔の様に派手にするけど金が無いんよね、、」と綺麗事では済まない切実なコメントが多く見られました。

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■元火葬場職員が火葬場で見た体験談も
女性葬式千原せいじ下駄華緒
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