爆発する危険も…パンパンに膨らんだ充電器 すぐに処分できないときは「こうする」

10日放送の『あさイチ』で、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池搭載製品の注意点について紹介。すぐに処分できない場合の対処法も。

2025/04/11 19:00


モバイルバッテリー

10日放送の『あさイチ』(NHK)にて、モバイルバッテリーなどに使用されている、リチウムイオン電池の注意点について紹介。劣化したバッテリーの“緊急時の対応”についても紹介している。



■事故が10年間で急増

スマートフォンやモバイルバッテリー、携帯用の小型扇風機、ゲーム機のコントローラー、ワイヤレスイヤホンなど、さまざまな身近な小型家電に使用されているリチウムイオン電池。しかし最近、リチウムイオン電池の発火事故が相次いでおり、専門機関に報告があったケースだけでも、10年間で5倍に増えているという。

リチウムイオン電池は長期間使用して古くなったり、異常に熱くなったりすると、可燃性のガスが溜まって膨張する場合がある。さらに、落とすなどして強い衝撃が加わることで内部が破損し、その状態で充電をすると熱が制御できなくなり、ガスが発火することがあるとのことだ。


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■すぐに処分できない場合には…

リチウムイオン電池搭載製品を「処分するサイン」として、異常に熱くなったり、焦げたように変色したりしている場合や、製品、バッテリーが膨らんでいる場合には異変が起きてる可能性が高いため、早急に廃棄や交換をしたほうがよい。

番組では、すぐに処分できない場合のリチウムイオン電池製品やバッテリーの保管方法についても紹介。

土鍋のような、しっかりした作りで重い蓋のついているものや、お菓子の缶など、燃えない素材でできた丈夫な容器に密閉することを勧めている。

博多大吉は、「充電とかしてなくてもバンッてなる可能性がある? えーっ!」と驚き、「リチウムイオン電池を使っている機械って、家中にあるでしょ。充電さえしていなければまぁ安心かなって思ってたら、そうはいかないのね。怖い」と話していた。

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■「突然破裂した」報告も
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