広末涼子容疑者の報道、元刑事が「一番違和感」覚えたのは… 「逮捕事案じゃない」強調も

広末涼子容疑者が逮捕された件について、元警視庁捜査一課刑事の佐藤誠氏が解説。報道をみて違和感があったことについて指摘している。

2025/04/14 14:15


広末涼子

元警視庁捜査一課刑事の佐藤誠氏が、ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー』に出演。女優・広末涼子容疑者が逮捕された件をめぐって感じた「違和感」に言及した。

【動画】元刑事が事情を説明



■危険運転致傷の疑いで家宅捜索

広末容疑者は8日、新東名高速の掛川パーキングエリア付近で乗用車を運転中に追突事故を起こし、病院に搬送。看護師を蹴ったり、引っかいたりする暴行を加え、傷害の疑いで現行犯逮捕。9日に送検され、10日に勾留が決まった。

その後、静岡県警は危険運転致傷の疑いで、東京都内の広末容疑者の自宅の家宅捜索を行った。


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■どこから情報が出たのか

今回の件をめぐっては、広末容疑者が取り調べ時にも取り乱した様子があったことや、薬物検査が実施されたことなどが続々と報じられた。

丸山氏は、「逮捕されてからの数時間の間に、さまざまな情報がブワーッと出てきたじゃないですか。これ、記者発表というか警察がマスコミにちゃんと発表しているんですか? それともどこからか漏れてきているんですか?」と質問。


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■「警察のアピール」なのか

佐藤氏は、「知る権利があるんで、発表してると思うんですけど、私の個人的な考えでは『なんでこんなに捜査情報をダダ漏らしするのか』っていうのが、非常に一番違和感を感じたんですよ」と話す。

その理由について「だってまだ送検前で、取調室の内容…たとえば薬物検査を拒否しただとか、病院でウロウロしてただとか、そんなことは警察しか知らない情報。なんでこんな捜査上の秘密を、ぼんぼん出すのかなと。非常に警察がアピールしている、要はサービスしている…マスコミさんに。そんな感じを受けたんですよ」と指摘。

「そこまで出す必要ないだろう、と。『取り調べには応じています』とか、そんなもんでいいと思うんですよ。『取り調べ中です』とか『まだ供述は得ていない』とか。そんな簡単なのでいいのに、薬物検査を拒否しましたとか、大声を出しましたとか、ウロウロしてましただとか、そんなもんが必要なの? っていう感じが」と語った。

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■広報担当の「個人の裁量」
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