生まれ変わってもまた自分になりたい人は33.4%! 20代だけ低い理由は?
今度生まれてくる時は、とびっきりお金持ちがいいなぁ、彫の深い美人になってもてはやされたいなぁ、有名人の子供として生まれたいなぁ、など、誰しも一度は、生まれ変わったら自分以外になりたいという願望を持ったことはあるでしょう。
とはいえ、どんなお金持ちや美人であれ、表面上は幸せそうに見えても、心の底で幸せだと感じているかどうかは本人にしか分からないものでしょう。
そこで、しらべぇ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、『生まれ変わってもまた自分に生まれたいと思いますか?』と問いかけてみました。その結果は、人生の奥深さを物語っている結果となりました。
画像をもっと見る■生まれ変わってもまた自分に生まれたいと思いますか?
・はい:33.3%
・いいえ:66.6%
3人に1人が『また自分に生まれたい』」と回答しました。おそらく現状の自分に100%満足しているという人は、ほぼいないのでは?と思いますが、この3人に1人という数字、意外と多いと感じませんか?この数字を年代別に分けてみたら、その答えがなんとなく見えてきました。
・20代:24%
・30代:33%
・40代:37%
・50代:35%
20代の若者世代の少なさがまず目につきます。そして、30、40、50代は、大きく変わらず僅差でした。そもそも『生まれ変わっても、また自分に生まれたい』と思う理由とは、どんなことでしょうか?考えられる理由をあげてみましょう。
①今までの自分の人生に満足しているから
②今の自分や環境が好きだと思えるから
③これからの未来が幸せなものになると思っているから
(幸せな人生を歩もうと思っているとも言えますね)
わかりやすく言うと、①=過去、②=現在、③=未来と分類できると思います。どれか一つでも当てはまれば、『また自分に生まれたい』と思う理由になり得るのでは?
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■今はNOでも、そう思う時が来るのかも
20代の数字が低かったのは、若さゆえ、まだ人生や自分自身さえも模索中である人が多く、現在・過去・未来に幸せを見いだせていないからなのかもしれません。反対に、40代・50代と歳を重ねると、それだけ長く自分自身と向き合っていることになり、自分そして周りの環境も愛せるようになるということなのでしょう。
恋愛では、たくさん会えば会うほどその相手を好きになりやすいという統計結果も出ていますが、自分自身においても同じことが言えるのかもしれませんね。
残念ながら、生まれ変わっても自分になりたいというのは、現実的には叶わぬ夢。寿命を終え生まれ変わったとしても、現在の自分の姿ではなくなってしまうからです。誰しも今世は一度きり!それならば『生まれ変わっても、また自分になりたい』と心から思えるような人生を送りたいと思いませんか?
(文/しらべぇ編集部・小林香織)