LINEが新機能「グループ通話」提供も…ユーザーが気になる2点
22日より、LINEで「グループ通話機能」が追加されたと話題になっている。
海外では先行して3月10日から提供され、この影響により11日に日本で大規模な通信障害が起こったとの見方も。
https://twitter.com/ebi_kai2_yolo/status/712237038813057024
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■人によりまだ使えない人も…
Twitter上では、はやくも「グループ通話できた!」と喜ぶユーザーがいる一方、まだ使えないユーザーもいるようだ。
追加されたかの見分け方は、グループトーク画面の右上に受話器のマークが表示されているかどうかのよう。実際に電話をかけてみると、このようになる。
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■LINEユーザーが疑問に思う2つの点
喜びの声が多いことからも、ユーザー待望の機能であったことには間違いないようだが、気になることも。
LINEで仕事上のやりとりをする30代の男性ユーザーAさんは、次のように疑問点を語る。
①最大200人まで通話可能
「App Storeのリリース情報を見ると、最大200人まで同時通話可能だと書いてあるんですね。いや、すごいと思うんですが、200人と通話とかどんな状況なんでしょう?
あくまで『何人とでも一斉にトークできるよ』ってことだと思うけど、仮に200人と通話したときにどれだけの負荷がかかるのか。また不具合が多発でもしたら、それこそ困りますけどね」
これについては、Twitter上でも指摘が見られた。
そういえばPCのLINEアップデート内容
グループ通話が200人までできるようになった的なことが書いてあったようなきがしたんだけど需要あるのか?w— Ordinary_07 (@Ordinary_07) March 12, 2016
②通信障害は大丈夫?
「11日の大規模通信障害があったからこその疑問なのですが…ほかのアプリよりも比較的大きなバグが少ないLINEなのに、グループ通話機能が追加されることで通常の機能に影響がでないか心配ですよ。
今では、多くの人が緊急時もLINEで家族や恋人と連絡を取り合っていると思いますが、いざというときに問題が起こるなんてことは絶対にやめてほしい。そうなるぐらいなら、別にグループ通話なんていらない。
正直、仕事でグループ通話を使うならSkypeがあれば十分。LINEは、大事な人と迅速に連絡が取り合えるという部分がしっかり機能していれば、それでいい。それこそが大事な要素だと思うんです」
たしかに11日の通信障害では、トークがいっこうに送信されなかったり、買ったスタンプが使えない状況になったりなど、LINEにしては珍しい問題が起きていた。
「よほどの負荷になっているのでは?」との疑念が湧くのも無理はないが、LINEからまだ詳細な発表はされていないよう。
LINEユーザーすべてにグループ通話機能が追加されたわけではなさそうなので、しばらく経過を見守っていこう。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)