「永遠の娯楽」読書 本屋と図書館に通う人はタイプが違う?

2016/04/02 05:30


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今も昔も、読書は人間にとっての最大級の娯楽。これほど手軽かつバリエーション豊富な趣味は、他にはない。人類が地球上にいる限り、新しい本が生まれ続ける。それを追いかける喜びは、根っからの読書家にしか理解できない。

そして幸いなことに、現代は町の至る所に本屋と図書館がある。読書に没頭する場所には決して困ることはない。


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■「読書家」はそこにいる

我々はその気になれば、毎日本屋か図書館で読書をすることができる。だが、実際にそれをやっている人は果たしてどれだけ存在するのだろうか?

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しらべぇ編集部の調査では、「ほとんど毎日本屋か図書館に通っているか」という質問に対して「はい」と答えたのは、全体の5.5%。少数派だが、それでも「ほとんど存在しない」とは言えない数字である。


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■図書館に通う人の特徴

ただ、本屋や図書館に毎日通い詰めている人が必ずしも「読書家」というわけでもないようだ。

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とくに足を運んでいるのが図書館という場合は、本ではなく新聞が目当てということもよくある。自分で購読はしたくないが新聞は毎日読みたい、という人が一定数いるのは確かだ。

また、図書館にパソコンを持ち込んでそこで仕事をするという人もいる。その手の人々は、突き詰めれば「充電用コンセントがあるから図書館に通う」という動機が見えてくる。


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■立ち読み客への配慮

一方、本屋に通う人々は正真正銘の読書家であることが多いようだ。昔は「本屋での立ち読みはマナー違反」という風潮があったが、今は違う。大型書籍チェーン店などは、当初から立ち読み目的の客が来るという前提で店舗設計をしている。

だからこそ、客がゆっくり読書できるように椅子が設置されていたりもする。そうしたことは、主に専門書コーナーの付近でよく見られる。

そしてその椅子に座る客が、いつも同じ人物だということも決して珍しくはないのだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一
調qzoo査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
 
対象:全国20代~60代の男女1352名

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