「花見=桜」は決めつけ?ほかの花で楽しむ人の傾向が判明

2016/04/03 20:00

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都内では、暖かくなり始めた3月末から桜が咲き始め、この週末はお花見もピークだ。現代で花見と言えば「桜」、それもソメイヨシノがメインだ。しかし、桜以外の花見もある

たとえば、菅原道真ゆかりの天満宮に植えられた梅や、揺れる紫や白の房が目に鮮やかな藤棚を見に行った人もいるはず。

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■花見の起源

花見の花が桜になったのは、江戸時代からだと言われている。それ以前は、梅や桃がもっぱらだった。

しかし、それ以外の花を目当てに人が集まることも多い。有名なところでは、藤、椿、菊、ツツジ、アジサイ、アヤメ(ショウブやカキツバタも)など。

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さらに地域おこしの一環として、遊休地などを利用し花を栽培しているところも。ポピー、コスモス、チューリップ、菜の花などが、来る人の目を楽しませている。


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■高齢男性は花が好き?

しらべぇ編集部がアンケート調査をした結果によると、「桜(ソメイヨシノ)以外の花見をしたことがある」と答えたのは全体で40.8%

性年代別では、20代では男女とも5人に1人にも満たないものの、年輪を重ねるごとにいろんな花に興味が出てくるようだ。

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とくに、男性は60代で大きく伸びている。仕事の一線から退いたこの年代の男性たちは、花に目を向ける余裕が生まれるのかもしれない。


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■車で先生とお花見デート…?

またアンケート調査の結果、「自動車を所有している」「交際経験がある」と答えた人に、ソメイヨシノ以外で花見をしたことがある人が多めだった。

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前者は、行動範囲を意味すると考えれば当然だろうか。また後者は、異性とのデートで梅林やチューリップ畑に行ったことがある人もいるのかも。

そして「先生」と呼ばれるような職業に就いている人は、先のふたつを超えて桜以外の花見の経験者が多いと明らかに。

先生と呼ばれる職業には、教師のほか医師、弁護士、政治家などがある。また教職のひとつとして、茶道や華道のような芸事の先生もいるだろう。そうした人たちであれば、桜以外の花に興味を持つ人も多そうだ。

(文/しらべぇ編集部・県田勢
qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名

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