グネグネ動く!身近な材料で磁力に反応するスライムを作る科学実験
つきたてのおもちのような柔らかさがありながら、手にベタベタとくっつかず、磁石を近づけるとミョーンと伸びる。糊(のり)や砂鉄など誰にでも手に入る素材を利用して、磁石に反応して動くスライムを作る方法を紹介した実験映像。
簡単なステップで作成できて衛生面も安心なので、小さなお子さんがいる人は科学への興味のとっかかりとして、一緒にスライム作りを楽しんでみてはいかがだろうか?
■用意するもの
準備しておくものはポリビニルアルコール(PVA)入りの接着剤、ホウ砂粉末、砂鉄、そして磁石の4種類。PVAというと難しく感じるかもしれないが、洗濯のりなどでOK。
動画ではボンドのような接着剤を使用しているが、PVAを使用していればなんでも構わないので、「ノール」「ハイクリーチ」といった透明で大容量な洗濯のりがオススメ。
ホウ砂の粉末は普通に薬局に売っているし、砂鉄はホームセンターなどで手に入れることが出来る。ちなみに記者(私)はすべてのアイテムをAmazonで入手した。
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■スライム完成までのステップ
1.ボウルにPVA入り接着剤を流しこむ
2.ホウ砂粉末を水に溶かす
3.混合液を先ほどのボウルに少しずつ流し入れ、よくかき混ぜる
4.粘りが出てきたら砂鉄を加え、再びよく練る
これで、磁石を近づけると反応するマグネティック・スライムが完成する。
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■作成のコツ
ホウ砂の混合液は入れ過ぎるとスライムがゼリー状に固まってしまうため、柔らかさを確認しながら少量ずつ入れていくのがポイント。また、100均などで売っている水性絵の具を少量混ぜ込むことで、赤や青などの鮮やかなスライムを作ることもできる。
できあがったスライムはぐにゃぐにゃしてとても不安定だが、ジップロックに入れておくことで乾燥させずに長期保存することが可能だ。子供と一緒に遊ぶためにあらかじめ「仕込み」をしておくつもりなら、是非ともお試しあれ。