乙武氏・ラブライブ声優叩きに暗雲? Amazonレビューに開示命令
今のうちに消しておくのが無難なのかもしれない。
11日、通販サイトの大手Amazonに投稿された一部レビューの投稿者の個人情報が開示されることがわかった。これは本の著者が書評によって社会的評価が低下したとして、同社に情報の開示を求めていたのを東京地裁が認めたことによるもの。
裁判所がプロバイダー以外に利用者情報の開示を命令するのは異例のことであり、注目が集まっている。
■不倫報道の乙武氏もレビューが大荒れ
ネット上での口コミが大きな影響力を持つ現代。商品を購入する前に、Amazonでのレビューを確認する人も少なくないはず。しかし、匿名での投稿ということもあり、過去には愉快犯による誹謗中傷が行われることも少なくない。
五股不倫がスキャンダルとなり、夏の参院選出馬を見送ることになった作家・乙武洋匡氏の代表作『五体不満足』のレビュー欄では「あそこは大満足」「五股不満足」などの言葉が並び、作品とは関係ないはずの人格攻撃の場に。
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■『ラブライブ!』声優が出演疑惑のAVでも
また、人気アニメ『ラブライブ!』の主演声優新田恵海が過去に出演したとされる素人モノのAVでは「涙ね…出なかったんですよ…。でも…ふと下を見るとね…出てたんですよ」「私の夢が叶いました」など、事務所が否定したにも関わらず、ファンが多数の書き込みを行なった。
声優は昨今、アイドル的な扱いをすることも多い以上、本人の活動に悪影響を与える可能性が大きい。
乙武氏や新田のレビューをした人に対し、今回の判決がどのような影響を与えるのかは不明だが、個人情報が開示される可能性もある。ネットでのレビューも「表現の自由!」と主張したい気持ちもわからなくもないが、今のうちに消しておくのが無難なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)