人生をやり直せるとしたらいつから?もっとも多かった声は…
4月は、新入学や就職の季節。街には真新しいスーツやランドセルを身につけた大人や子供たちをよく目にする。そうした初々しい顔を眺めていると、ふと感じることはないだろうか? 「もう一度、あの頃に戻れたらなぁ」と。
しらべぇ編集部が全国の20〜60代男女1341名に調査したところ、全体の75.9%が「人生をやり直したい」と考えていることがわかった。
しかし、彼らは「いつからやり直したい」と感じているのだろうか。ランキング形式でご紹介しよう。
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■少なくない「生まれたときから」
第6位は、幼稚園・保育園。まだ物心がついたばかりで、それほど記憶が残っていないせいだろうか。「大学から」も同じく低い。
大学に入ってしまえば、ある程度勉学に手を抜いても卒業さえできれば学歴を手にすることはできる。自由な青春時代のように見える大学生活だが、戻ってもそれほど大きく人生を変えられない…と思うのかもしれない。
一方で「生まれた時から」という声はかなり目立った。気持ちはわかるが、「幼稚園・保育園から」と大きな差はつかない気も。
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■もっとも多かった声は「小学校から」
もっとも多くの人がやり直したい…と答えたのは「小学校から」で2割に迫った。幼稚園・保育園までは目立たなかった「スクールカースト」もあらわれ始め、6年間を過ごすうちにある程度、人間関係も固定化する。
「あの頃、もっと脚が速かったら…」「気になる女の子をからかわずに優しくしていたら…」
子供社会のルールではなく大人の対応ができていたら、たしかに人生は変わっていたかもしれない。
しかし、タイムマシンもない現代で過去に戻ることは不可能。今を生きる私たちにできるのは、次の世代が「悔いのない今」を過ごせるよう、見守ることだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,341名