もう逮捕して!あわや大惨事「歩きタバコ」の恐すぎる話
マナーの中でも迷惑きわまりない、歩きタバコ。「ただの迷惑」「副流煙がイヤ」という理由だけで疎まれているのかと思いきや、どうやらそれだけではないようだ。
しらべぇ取材班がタバコの被害について調査したところ、「歩きタバコは凶器と一緒」だと言わざるを得ないことが明らかとなった。
①バッグにぶつかって焦げた
「人混みの中で目の前の男性が歩きタバコをしていて。後ろに近づいたときに、そのタバコの火がバッグにぶつかって焦げました。
その人も、何かにぶつかったのがわかったみたいで振り返ったのですが、バッグが焦げているのに気づき、一瞬『やべっ』という顔をしたあと、何事もなかったかのように歩いて去っていったんです。
そのときは私ひとりだったし、怖くてなにも言えず…泣き寝入りでした」(女性/24歳)
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②煙が気管支喘息の人を苦しめる
「自分は子供のころから重度の気管支喘息をもっているので、歩きタバコは本当につらいです。吸っていることがわかっていたら避けられるのですが、規制ができてからはこっそり手に隠して歩きタバコをする人もいるので…。
避けられずに、風にのって流れてきたタバコの煙を吸ってしまうこともあります。そうすると1日中、咳が止まらなくなったり、ヒドいときには熱が出たりします」(男性/22歳)
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③一生消えない傷をつける恐れも
「子供のころに歩きタバコの火がぶつかって、手に火傷をしたことがあります。今でもその傷が手に残っていて、学生のときには『あの子は手に根性焼きがある』とかネタにされてつらかった。
歩きタバコってちょうど子供の顔や手の位置にくるから、本当に危ないと思う。私は手だったからまだいいけれど、女の子の顔に一生消えない火傷のあとが残る…なんて考えるだけでゾッとします」(女性/28歳)
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④ベビーカーの中にいる子供の顔に灰が…
「目の前で歩きタバコをしていた人が落とした灰が、ベビーカーのちょうど子供の顔の位置に落ちて。『あっ』って思ったときに、まだ灰に赤く火がついている状態なのが見えて。次に子供の泣き叫ぶ声が聞こえました。
慌てて見たら、灰が落ちるあいだに火は消えていたみたいなんですけど、子供の顔にダイレクトに灰がかかっていて。
歩きタバコの張本人は『すみません』って言っていたけれど…。何事もなかったからその一言で許されるだけで、まだ火がついた状態で怪我を負わせていたらそんなのじゃ許されない。歩きタバコはもっと厳しく取り締まってほしい」(女性/36歳)
歩きタバコをしている人は、いつ自分が人に一生消えない傷を追わせてしまったり、苦しい思いをさせたりするかはわからない。自分が加害者にならないためにも、歩きタバコは絶対にやめるようにしよう。
(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)