高すぎる「PC修理代」に徹底抗戦した大阪人の話がヤバい
ハイテクな家電に囲まれた現代の生活。商品購入後も、業者によるサポートがないと、困ってしまうことも多い。
しかし、お客様窓口やサービスカウンターでの対応に、不信感を覚える人は少なくないという。酷い時には「私に言われましても…」と製品に関する知識がない場合や「上が決めたことなので…」のように他人事な対応をされることもあるとのこと。
■中高年男性は邪険に扱われている?
しらべぇ編集部が全国の男女1352名に調査したところ、「お客様窓口やサービスカウンターで『私に言われましても…』『上が決めたことですし』といった対応をされたことがある」と答えたのは13.7%。
60代男性になると21.9%が「ある」と回答。電化製品に疎い中高年の男性は他の年代の人よりもコールセンター当を利用することが多いせいか、経験率も高くなったのか。
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■高すぎるPC修理代…その時、大阪のおばちゃんが動いた
ユーザーの中には窓口に対して、宣戦布告してしまう人もいるようだ。しらべぇ取材班は、大阪府に住む40代の女性に話を聞いた。
「ある時、まだ使って半年のPCのキーボードが反応しなくなったんです。有料のサポートに入ってたんでコールセンターに電話したら『お客様、これは保証外の故障ですね~。なにか落としたりされましたよね?』って。
いやいや、落としてないし。正直、めっちゃ不快やったんですが、自分は詳しくないんで仕方なく預けたんですよね。そしたら修理終わったら『1万2000円です』って。
さすがに高すぎません? しかも、修理の前に見積もりくれんかったし、完全に言い値やないすか? そんなこと、商人の町、大阪ではありえへん…。
もう、完全にキレてしまいました。『見積もりなかったのに、なんでそんな高いねん』『値引きするまで受け取らんぞ!』って言い続けてね。担当の姉ちゃんは『私に言われましても…』『そういうルールですし…』って言ってましたが、完全スルー。
ねばること一週間、最終的には偉い人まで出てきて、なんと2000円にまでまけさせました。いやあ、あれは痛快でしたねえ」
たしかに、PCの修理は高く、ちょっとした修理でも安くない「技術料」が取られてしまうことがある。しかし、上記のケースはさすがに「イチャモン」と言わざるを得ず、ブラックリストに載ってしまった可能性も高いだろう。
対応してくれたコールセンターの女性にしても、相当不快な気持ちになったに違いない。まさに「私に言われても…上が決めたことをしてるだけだし」という気持ちに。
お互いが快適にいられるようになればいいのだが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の女性663名(有効回答数)