歌丸師匠が『笑点』降板を匂わす衝撃発言!ファンの心境は…
落語家の桂歌丸が22日、記者会見で第1回から出演し続けている長寿番組『笑点』の降板について、「考える時期にきている」と発言。
最近は病気で番組を休むことが多く、『大喜利』の司会ぶりも年齢を感じせることから、周囲も「いよいよか」と色めきたつことになった。
しかし、その話を聞いた共演者の林家木久扇が27日、歌丸に対し「自分で区切りをつけちゃいけない、まだお元気なんだから」と話し、歌丸続投を強く希望。
そして、自らについては「自分が滅びるまで、面白い答えが出なくなるまでやる」と意欲をみせた。どうやら出演者によって、意識が異なっているようだ。
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■出演者の総入れかえや終了が噂される
『笑点』は出演者の高齢化が進んでおり、一部では出演者の「総入れかえ」も噂されている状況だ。
長寿番組については、出演者をリニューアルして存続してほしいとの声と、潔く打ち切って欲しいとの意見でぶつかりあうもの。しらべぇ編集部の調査によると「終わってもいい長寿番組がある」答えた人は、各世代で2割から3割存在。
データをみるかぎり、世代があがるほど「終わってもいい長寿番組がある」との考えが増加。自分たち自身も仕事などで「引き際」を意識する年代なのか、テレビ番組においても同じように考えるのかも。
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■ファンに意見を聞いてみた
番組のファンで、できるかぎり公開収録に足を運んでいるというMさんに意見を聞いてみた。
「林家こん平師匠が病気で主演できなくなり、5代目の三遊亭圓楽師匠も降板、歌丸さんが正式に司会になった時、ひとつの時代の終わりを感じました。それから10年、歌丸さんも80歳、番組も50年の区切りを迎えますから、勇退でもいいんじゃないですかね。
番組終了についてはファンの間でも意見が分かれていて、6代目円楽を司会にするべきとの声や、三波伸介のような部外者を司会にしてみては、春風亭昇太を司会にして回答者をすべて若い人に切り替えてみてはとの声もあります。
個人的にはこの区切りに番組を終了させてほしい。第一回から出演の歌丸さんが出られなくなったら、それは笑点ではないと思う」
歌丸師匠がどのような決断をするのか。今後が注目される。
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1348名