女子トイレに間違って入ってしまった男子の感想4つ
世の中には、男女で分かれている場所というものがある。公衆浴場や着替え室、トイレなどがそれに当たる。
基本、異性の場所に入ることは許されず、銭湯であれば番台の人に叱られるであろうが、トイレだけは意図せず入ってしまうことがあるという。
しらべぇ編集部は女子トイレに誤って入ってしまった経験を持つ4人の男性に話を聞き、その時なにを思い、どんな行動をしたのか聞いてみた。
①「やばっ、逮捕される…」と焦る
「入った瞬間、異変に気づいたんですけど、はじめて見た光景って理解するのに時間がかかるんですよ。頭が真っ白になり、数秒立ち止まりました。そしてなんの場所かわかると、『やべ、見つかったら逮捕される…』と思って即外に出ました。
幸い誰にも見られませんでしたが、見られてたら人生終わってた…かも？」（30代・男性）
②「ここ共同ですよ」と嘘をつく
「居酒屋の個室タイプのトイレで、女性専用と男女兼用が一個ずつあるところってありますよね？ 酔ってたせいで、間違って女性専用のほうに入っちゃって…そしたら、外に出たら若い女性が立って待ってました。
『えっ、ここ女子の…』と言うからテンパッて『こっちが兼用ですよ、まったくもう、酔ってますねっ！』と嘘をつき、難を逃れました。酔いがさめました」（20代・男性）
③「個室の数が多くていいなあ…」と妙に感心する
「大学入試の時、どうしてもお腹が痛くなってトイレに行ったら、間違って女子トイレへ。しかし、同じ階に男子トイレがない造りらしく、戻ってると爆発しそうだったので、そのまま中へ。なんとか間に合いました。
男子に比べて個室の数が多いから、お腹のゆるい僕はいいなあと思いましたね。そんなこともあり、運がついたのか、無事合格しました」（20代）
④「宇宙船みたい…」と圧倒される
「昔、赤坂ACTシアターで関係者向けの公演に行った時、トイレに行ったらなんかいつもと違って。その、小便器がなくてすごく画一的に見えたんですね。
『すごいなあ、おしゃれなとこはトイレも違うのか…』『宇宙船ってこんな感じなのかなあ』と突っ立ってたら、女子トイレと気づいた。着くのがはやくて誰もいなくて本当によかった」（20代）
意図せず入ってしまった場合は、自分自身が一番驚いてしまうようだ。
なお、しらべぇ編集部の調査では、「女子トイレに間違って入ったことがある」と答えた男性は全体の19.7％。5人に1人という、決して少なくない男性が経験していることがわかった。
もしかすると、上記以外にも女子トイレへの驚き、行動のパターンが存在するのかもしれない。もっとも、「宇宙船」のような感想を持つ人は少ないだろうが。
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（取材・文／しらべぇ編集部・岡本拓）
調査期間：2016年4月22日～2016年4月25日
対象：全国20代～60代の男性679名（有効回答数）
