エルメスの「無料バッグ」を質屋で売ったらとんでもないことに
エルメスのバッグが無料で手に入るのをご存知だろうか?
以前しらべぇでも報じたが、これはエルメス公式サイトからバッグのペーパークラフトをダウンロードして、自分で組み立てるというもの。
普通に作れば「紙製」のクラッチバッグなのだが、もし「布」で作ることができれば実用性の高いバッグになるに違いない。ということで、取材班は実際に作ってみることに。
■布に印刷してガチでエルメスを作る
さっそくエルメス公式サイトから型紙をダウンロードし、布に印刷。
今回、印刷にかかった料金は布代を含め約3000円。たった3000円でエルメスのバッグが手に入るとは、高島屋の店員もビックリだ。
そして、インクが馴染むように高温のアイロンをかける。
次に型紙通りに切り取り、布用ののりで貼り付ける。
これらの工程はペーパークラフトとまったく同じだ。そして完成した、正真正銘のエルメスのクラッチバッグがこちら!
作りもしっかりしており、使い勝手もいい。実際に販売されているエルメスのバッグと比べても、パッと見ただけではわからない。
■歌舞伎町の買い取り業者で査定
さて、このクラッチバッグ。いったいどのぐらいの価値があるのだろうか? さっそく、歌舞伎町にある質屋『歌舞伎屋』で査定してもらうことに。
査定額はいかに。すると査定員が…
「これ、ハンドメイドですか? これは、買い取れません」
と苦笑い。「正真正銘のエルメスのバッグですよ!」と説明はしたものの、1円にもならないという。いくらエルメスのバッグとはいえ、新品だろうとハンドメイドでは買い取れないとのことだ。
そうであっても、デザインと形はエルメスそのもの。ペンケースやお財布代わりに使用すれば、自慢できることは間違いない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)