恋人が仕事で頑張っているのを応援できない…切実な理由3つ
恋人が仕事で成功したり、出世できるように努力しているのは、本来ならばいいことだ。だが、その姿を心から応援できない人もいるという。
しらべぇ編集部が全国の男女1365名を対象に調査をしてみたところ、全体では7.0%の人が「応援できない」と回答。わずかであるが、たしかに存在する。
その理由はなぜなのか。編集部では、今まさに恋人と仕事関係で揉めている男女3名に、話を聞いてみた。
①30代男性の話「彼女が体を壊してまで仕事をやることが理解できない」
「彼女はマスコミの仕事をしていて、今の仕事にやりがいを感じている。でも、無理しすぎるところがあって、自分のことが見えなくなるんです。
いくら体が辛くても、『人から信頼してもらいたい』と頑張ってしまう。僕はそこまでやらなくてもいいと思うんですよ。いつ見ても具合が悪そうで、その姿を見ていられない。時間がないからと、病院にも行ってくれない。
一緒にいるときでさえも仕事の話ばかりで…。恋人らしい会話なんて、ここ数ヶ月していません。正直、彼女と生きていく意味を見失うこともあります」
②20代女性の話「稼げるようになり彼の態度に変化…ゲス川谷みたいに捨てられそう」
「私の彼氏はクリエイター。フリーランスでやっていることもあって、収入は安定しない。結婚を見据えて『ふたりで頑張っていこうね』と決めて、私も仕事をしています。
最近、彼の仕事の調子がよくて、前よりも稼げるようになってきた。そのころから彼は外との交流も増えていき、私との時間はどんどん減っていきました。そのとき、『私から離れていくんじゃないか』と頭をよぎったんです。
ゲスの極み乙女。の川谷絵音も、バンドが売れだして奥さんを捨てたじゃないですか。男性なら誰でもあり得ることだと思って、とても他人事だとは思えません。
なんとなく態度が冷たいときもあって…これなら、彼が稼げないころのほうが平凡だったけど幸せだった」
③20代男性の話「彼女の才能を知り自分のダメ男ぶりを責める」
「彼女は会社の同期。職場は違うのですが、彼女のほうは着実にキャリアアップをしていった。一方の僕は、まだまだ上司にも認められないダメっぷり。
昔から自分のことを才能のやつだと思っていた僕は、そんな彼女の姿を見て自分を責めるようになっていったんです。『なんて自分はダメなヤツなんだ』と。
他の人と比較してしまうのは仕方ないと思うのですが、身近な存在である彼女のほうが優秀なんて…情けないです。自分へのコンプレックスが強すぎて、彼女のことを素直に喜べないんですよね」
理由はそれぞれ違えど、恋人の仕事について悩む人もいる。ひどい場合、破局の危機を迎えることも…。 今は共働きをしている夫婦も増えているが、お金の面だけでなくこうした問題点に直面している人も珍しくはないのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)