本当に泊まれる?快適性は?成田空港ロビーで夜を明かしてみた
航空券代が安いLCCが参入し、早朝便が増えてきている成田空港。午前6時台の便もあり、これに乗るのであれば始発でも間に合わない人も増えてきている。
では、そんな早朝便に乗るために空港に泊まるのはどうなのか。実際にしらべぇ取材班は、空港で夜を明かしてみた。
■第2ターミナル、第3ターミナルともに宿泊可能
成田空港に着くとこの看板が。第2ターミナルで夜を明かすには、北ウェイティングエリアと1・2階のロビーが使えるようだ。公式サイトを確認すると、24時間使えるエリアが記載されている。
その中でも快適という声の多い、北ウェイティングエリアに向かってみた。
若干遠い…。少しはずれた場所にあり比較的歩くので、荷物が多い場合などは注意してほしい。
ようやく到着。白を基調にしたスペースはかなり綺麗だ。では、実際に泊まってみるとどうなのか。
■第2ターミナル・北ウェイティングエリアに泊まってみた
先客はいたが、そこまで多くない印象。ひとつのエリアにひとりくらいだ。ファミリースペースなど、畳敷きのエリアは混雑していたので、「横になって寝たい!」という場合は早めに向かったほうがいいかも。
意外に女性も多く、寝袋持参の人もいる。記者はソファで寝たのだが、まっすぐ横になることができ、そこまで苦痛は感じなかった。
コンセントも多く、電源の心配もない。しっかり充電して旅行に備えることができる。もちろん、Free WiFi完備だ。また、警備員さんが一晩中いるため、安全面でも心配することなく眠りにつけるだろう。
■明かりが消えない…
比較的快適に過ごせるが、一番の問題は電気が消えないことだ。暗くならないため、なかなか寝つけないし眠りが浅い。ちょっとした物音で目が覚めてしまった。短時間でも明かりを消してもらえたら嬉しいのだが…。
明るいと眠れない人はアイマスク、耳栓かイヤホン必須だ。
■しっかり寝たければ、空港内のホテルへ
実際に泊まってみて思ったが、やはりしっかりと睡眠をとりたい人はホテルに泊まるべきだろう。成田空港内にカプセルホテル・ナインアワーズがあり、1週間前までに予約すれば4,900円でシャワーも浴びれるし、ベッドに横になれる。
また、空港近くの成田エアポートレストハウスであれば、2名で11,000円程度でちゃんとした個室に宿泊できる。ただ、「余計なお金をかけたくない」「ちょっと仮眠が取れればいい」という人は、空港泊はかなりアリだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)