軟禁にセクハラ発言!女子営業が経験した仰天エピソード3選
かつては男性の独断場であった営業職。昨今は女性の営業も増加傾向で、女性向けサービスだけではなくIT業界やコンサルティング会社など男性が多い業界でも活躍している人もいる。
一方で、営業職に飛び込んではみたものの1日100荷電のテレマーケティングなど厳しいノルマですぐに辞めてしまったり、セクハラやパワハラまがいの接待があるそうだ。
しらべぇ編集部は、そんな女性営業が経験した仰天エピソードを取材した。
①アポイントの指定場所がまるでデート
「発注を頂いたお礼にメールをお送りしたところ『最近疲れているように見えますが大丈夫ですか? 銀座に素敵なお店があるんで行きませんか?』と返信がありました。わざわざ銀座で会うこともないなと思ったのですが、初契約のお客様だったので悩んでしまいました。
その後フォローでアポイント打診をしたところ、『銀座のこのお店でなら打ち合わせOK』ということで場所を確認してみたところ、接待ではなく明らかにカップルが行くようなお店。
社内担当を変えてもらったのですが、お客の立場を利用して漬け込むなんてひどいですよね」(広告代理店勤務/20代)
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②訪問先で響き渡る怒声、そして軟禁状態に
「新規でアポイント先に伺ったところ、小さいアパートメントの一室にふたりの男性がいました。ひとりは落ち着いた雰囲気で、もうおひとりがやんちゃな雰囲気。
弊社のサービスを話していたところ、『こんなのうちに関係ないよ。これまでの時間を返せよ。こっちは1秒たりとも無駄な時間がないんだよ』と怒声が響き渡りました。3時間ほど経過してやっと解放されましたが、怖かったですね。
いざというときに会社の人に気づいてもらえるように、その日の予定はしっかり共有しておくべきですね」(営業会社勤務/30代)
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③性的差別発言を浴びせられる
「『仕事上、性的な差別になることは発言してはならない』という風潮がありますが、泥臭い営業現場ではたまにあります。
たとえば、『若くてかわいい』なんて発言はまだ許せるものの、『女性だから契約できたんだよ』『契約のために、ご飯食べに行きましょうとか言ったのではないの?』『まだ結婚しないの?』という発言はありますよ。
自分に自信のない人が言う傾向にありますが、腹が立ちます」(IT企業勤務/20代)
このように、女性営業ならではの驚くような経験をしたことがあるようだ。軟禁状態になってしまったという恐怖体験をした女性もいたが、こうした場合にも社内共有をしっかりしていれば難は逃れられることもあるだろう。
男性営業にはない苦労を、女性営業は味わっているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)