飲み会は仕事?「お酒の付き合いが仕事に影響する」と考える人は…
長時間会社で一緒に仕事をしたのに、部署のみんなで飲み会。仕事が終わった後の時間くらい、自由に使わせてほしいと思う人もいるだろう。
しらべぇ編集部では全国20〜60代の有職者の男女858名に「お酒の付き合いが仕事に影響をすると思う」かどうか調査を実施。
結果は42.7%と、半数近くの人がお酒の付き合いは仕事に影響すると答えている。あまり乗り気ではない飲み会でも、仕事に影響があってはいけないので、仕方なく参加をしている人も多いようだ。
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■若い男女にお酒の付き合いへの意識差が
性年代別では、若い男女に意外な結果が見られた。
年代が上がるほどに割合が増えているが、若い世代でも極端に減ってはいない。若者が上司からの誘いを断るケースが増えていると言うが、飲み会を重要視する若手社員もまだまだ多いようだ。
20代の男女をくらべると、男性よりも女性のほうがお酒の席が仕事に影響をすると考えていることが判明。飲み会を断っているのは、20代男性なのかも。
■会社員と公務員でのアフター5の違い
同じ質問を3つの職業で見比べてみよう。
影響すると答えた人が多い職業は自由業で、52.9%。自分で仕事を受けるには多くの人脈があるほうがいい。
お酒の席の付き合いから仕事に発展する可能性があるなら、重要視するのは当然だ。また会社員でも41.5%もの人が、お酒の付き合いの重要性を感じている。
一方で一番少ないのは公務員で34.2%。会社員より公務員のほうが、アフター5を自分の時間として過ごしている人が多いのだろうか。
仕事以外の部分で評価をされるなんて、ばからしいと思う人も多いだろう。しかし残念ながら、仕事の評価をする上司も人間だ。中にはお酒の付き合いこそが、なによりも大切だと考えている人もいる。
お酒の席が大好きな上司とお酒の付き合いが嫌いな部下では、お互いに悩むところだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代有職者の男女858名 (有効回答数)