今年の夏はエアコンいらず?使える暑さ対策を発表
夏が暑いのは当然だが、温暖化のせいか年々暑くなり、インドでは今年5月に最高気温51度を記録したという。日本でそこまで暑くなることはないだろうが、5月時点ですでに30度を超す日もあり、7月や8月の暑さを想像するとうんざりする。
しかも今年の夏はラニーニャ現象の影響で、過去最高の暑さを記録した2010年と同じレベルの猛暑になるのではないかと予測されているのだ。
そこで猛暑をまぎらわせる方法を調査したところ、多くの人からアイデアが集まったので、とくに有効そうなものを発表しよう。
①初心者は涼しい施設に行く
暑い夏にはやはり、エアコンが一番効果的なよう。全体的にみれば、「図書館へ行く」「ショッピングモールで一日遊ぶ」「映画館に行く」など、エアコンの効いた施設に避難すると答えた人が多かった。
自宅のエアコンを使い過ぎると光熱費が高くなるので、省エネしながら暑さ対策するにはいいアイデアだ。
②中級者は水風呂は鉄板
一方で、原始的な方法に頼る人も。
「お風呂に水をいれて、浸かってからだを冷やす」(50代・男性)
「テラスでタライに氷水をはり、そこで行水する」(50代・男性)
新入社員の時期にバブルを経験した年代の男性たちは、なぜか水風呂を好む様子だ。バブル景気のころ急激に数を増やした風呂といえば、露天風呂。
ベランダや庭にタライなどを持ちだして、露天水風呂気分を味わえば、さぞ涼しさと開放感を味わえるだろう。
「バスタオルを適度に濡らし、上半身裸になって羽織り、扇風機を弱で首振りで運転する」(60代・男性)
と、水風呂には浸からないまでも、水の気化熱を利用した避暑法もあった。ただし、タオルを濡らし過ぎると床が水浸しになるので、あくまでも「適度に」を心がけるのがよさそうだ。
③上級者はハッカ油
とくに注目したいのはこのアイデア。
「ハッカ油スプレーを首の後ろなどにかける。震えるほど寒くなる」(30代・女性)
ハッカ油は薬局へ行けば1000円ほどで手に入る。ハッカスプレーの作り方は、水90mlにハッカ油数滴、そこに無水エタノール10mlを混ぜ、スプレーに入れるだけ。
無水エタノールも薬局で買えば500mlで1000円程度だから、2000円もあれば50Lのスプレー液ができる。
首の後ろにかけるほか、服にスプレーすればひんやりする。また、風呂に数滴入れれば、なぜか涼感を感じられる。さらに入浴後に扇風機にあたれば、凍えるほど涼しく感じるので、危険にならない範囲でぜひやってみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・上江洲規子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)