トレンドは繰り返す?懐かしのファッションで検証してみた
スタイリストの久保田(フランソワ)です。こんにちは。リバイバルの可能性がある懐かしファッションと、完全に時代遅れになってしまったファッションをご紹介します。
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■復活は果たしたものの…
① パーカーの上にジャケット…テーラードジャケットの中からフードを出して着るコーデは、広まりすぎた反動でちょっとダサくなってきそう。
② シャツの裾結ぶやつ…オシャレとダサイを一定周期で行ったり来たりしているコーデ術。近々またダサイと言われてしまいそうな気配が。
③ シャツの腰巻き…これもトレンドになったり外れたりを繰り返してるファッション。
■完全に時代遅れなもの
① トレンカ…あんなに一世を風靡したのに、もはや履いていると二度見されるレベルに。
② シュシュ…とはいえ便利なので、部屋着とともに自宅でのみ使っている人はいるようです。
③ バッグと靴、ベルトの色を同じにする…一時はオシャレコーデの代名詞的な位置づけだったこのテクニックも、最近ではあまり露骨に色合わせすると古臭いコーデに見えてしまうように。
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■近々復活するかも?
① レッグウォーマー…冬場の足冷えはもちろん、夏場のクーラー対策に便利。そろそろトレンドに返り咲くかも?
② アームバンド…最近ではあまり見なくなった、シャツの袖を止めるベルト。じつは撮影時に重宝するので、スタイリスト御用達の便利アイテム。
③ エビアンホルダー…覚えてる方はいるでしょうか? 首からエビアン(水)のミニボトルをぶら下げるための革ひもが、なぜか一時期流行ったのです。そろそろもうひと流行りくらいするんじゃないかと睨んでいます。
④ 長袖の上から時計…20年以上前に、薄手のニットやシャツの袖の上から腕時計を付ける着こなしが流行りました。これも再びトレンドファッションに躍り出る可能性も?
「トレンドは繰り返す」とはよく言いますが、たしかに5年単位や10年単位で流行りがカムバックしてくることは多いのです。
(最近は流行サイクルが早く、1~2年で再びトレンドになることも)その意味でも、しばらく一線を退いていたこれらのファッションが再び日の目を見る可能性は高いのではないかと予想しています。
クローゼットの奥に眠っている懐かしのファッションアイテムも、捨てずにおくことで意外なところで役立ってくれるかもしれません。
(文/久保田フランソワ)