「梅雨が好き」は変わり者?社畜と非リアに多い驚愕の理論
九州関西に続き、関東甲信地方も梅雨入り。現在のところ晴天が続いている地域も多いものの、今後梅雨前線の影響で雨の日が増えるとみられる。
じめじめとした空気で蒸し暑く、太陽の出ない梅雨はやはり嫌なもの。しかし、「固定観念は敵」というように、中には梅雨が大好きな人もいるのではないだろうか。
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■梅雨が好きな人はやはり超少数派
本当にそんな奇特な人間がいるのだろうか。梅雨のない北海道以外の居住者に「梅雨が好きだと思うか」聞いてみた。
結果、「好き」と答えたのはわずか7%で、じつに9割が嫌っていることが判明。やはり雨が降りつづき、ジメッとした日本独特の気候を好む人は少ないよう。
人間は太陽のもとで生活するようにできているといわれるが、やはりそれは本当なのかもしれない。
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■社畜ほど梅雨を好む
当たり前にも思える「梅雨嫌い」だが、じつは好んでいる人にはある傾向があった。「自分は社畜」と感じている人の3割が「梅雨が好き」と思っているのだ。
社畜はつねに職場にいることが多く、休日もほとんどない。そのため、天候に興味がない可能性が高く、雨が降ろうが槍が降ろうがどうでもよくなってしまうのかも。
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■梅雨好きで社畜の男性に意見を聞いた
そんな人の意見を聞くべく、しらべぇ編集部では上記の条件に該当する30代の男性に話を聞いた。
「自分はブラック企業に勤めていてほとんど休みなく職場にいるし、空調のきいた部屋にいるから季節なんか関係ない。おまけに彼女もいないから、たまの休みは雨でも晴れでも家でずっと寝ています。だから天気なんてどうでもいいんです。
むしろ、リア充どもが外に出られず家にこもらざるを得ない梅雨は『ざま~みろ』って感じで個人的には好きですね。まあ、雨でもリア充はその時間を楽しんでいるのかもしれないけど、そう思わなきゃこんな仕事やっていられませんよ。
ひがみとか、変わり者っていわれるのはわかっていますが、これは私の意地です」
『梅雨が好き』と感じている人は、ひょっとすると悲しい運命を背負っているのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1306名(有効回答数)