説明書ちゃんと読んでる?真面目に読む人には傾向が
おもちゃや携帯電話、家電などを買ったときについてくる分厚い本、説明書。新しいスマートフォンを買った日には、「これ誰が読むの?」という200ページ超のものがくる。
正直、これらの説明書きちんと読む人はいるのだろうか? しらべぇ編集部では、全国の男女1,378名を対象に調査をしてみた。
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■3人に1人は「読んでます」
その結果、3人に1人は読んでいることが判明。意外にもちゃんと確認してから使用する人が多いことに驚く。たしかに、最近の家電や携帯電話は複雑なものが増えているので、「読まないと動かせない!」という人もいるのだろう。
性年代別でみてみると、興味深い結果に。
よく機械に弱いといわれる女性が読むのかと思いきや、男性のほうが高めになっている。30代、60代の男性はとくにしっかり読んでいるようだ。
モノ・グッズ雑誌のターゲットは男性がほとんど。新しい物への感度が高く、ついつい買ってしまうハイテク好きは男性に多いのかもしれない。
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■新聞も読むし、説明書も読む
小さな文字を読む…ということで、新聞購読者はきちんと読んでそう、と予想。実際に調べると、このような結果になった。
やはり新聞を読む人は、説明書も読んでいる人が多い。印刷された文字を読む習慣がついていると、説明書の細かな文字を読むことも苦にならないのだろう。
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■近畿・北関東「説明書…読まないけど」
地域別で見てみると、興味深い結果が。
東北・甲信越の人は、4割以上が説明書を読むと回答。一方で近畿・北関東は読まない人多数になった。隣り合っている北関東と甲信越でここまで差が開くとは。
では、「新聞購読者が東北・甲信越に多いのか?」というと、じつはそうでもなく関連性は薄い。まずは説明書を読んで理解してから操作したい、適当に操作しちゃだめだ、と考える真面目な県民なのかも。
いちいち説明書を読みたくない…という人は、新聞を購読している東北・甲信越の人と一緒に住めば、代わりに読んで教えてくれるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)