【読書】「紙の本」vs「電子書籍」 圧倒的に多数派だったのは?
みなさんは欲しい本がある時に、どこで買いますか? 本屋さん? それともネット? 最近は、発売日に紙の本と電子書籍が同時に発売されることも多くなってきました。
紙でしか本を読めなかった時代と比べると、読書のスタイルは変わってきているのかもしれません。そこで、しらべぇ編集部では、「紙の本と電子書籍のどちらが人気なのか」を調査してみました。
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Q.紙の本と電子書籍では、どちらが好き?
・紙の本:72.7%
・電子書籍:27.3%
「紙の本派」が72.7%と、電子書籍派を圧倒的に上回っています。電子書籍の配信が一般的になってきたとはいえ、まだまだ電子書籍リーダの利用者自体が少ないのでしょう。
でも実は、専用端末を使わなくても、スマホにアプリをダウンロードすれば、電子書籍が読めるんです。みなさんご存知でしたか?
次に、男女の違いに注目。以下のグラフは、「紙の本の方が好き」と回答した男女の割合を表しています。
・男性:66.1%
・女性:79.2%
「紙の本派」は、男性よりも女性のほうが多いようです。電子書籍に限らず、新しいデジタル機器に興味を持つ男性は、多いですよね。
最後に、紙の本と電子書籍のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
【紙の本・メリット】
・紙の質感・匂いを楽しめる
・貸し借りが容易
・気になったところに書き込みができる
【紙の本・デメリット】
・冊数が多くなると、置き場所に困る
・重い本は持ち運びが大変
・雨で濡れやすく、劣化しやすい
【電子書籍・メリット】
・紙の本の定価より安く買えることが多い
・大量にダウンロードして、持ち運びが可能
・ネット環境があれば、いつでも、どこでも購入できる
【電子書籍・デメリット】
・電子書籍化されていない本がある
・目が疲れやすい
・端末の電源が保つ時間に限界がある
紙の本と電子書籍は、お互いの弱みを補い合っています。それぞれの良さを考えてみて、両方を使い分けるのが賢い選択かもしれません。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)〜11月16日(火)
対象:全国20代〜60代 男性750人 女性750人 計1500人
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)