飲食店に行く前に評価を見る?女性の約4割は評価見る結果に
「このお店おいしいのかな?」と悩みそうになっても、検索すればすぐに情報がヒットする時代。いい・悪いだけでなく具体的な感想も書かれているため、参考にする人も多いだろう。
では実際に活用しているのは主にどのような人たちなのだろうか? 「しらべぇ」にて次の調査を実施した。
評判を「見てから」行くという人の割合は30%程度と、目立った数字ではなかった。しかし男女・世代別ではバラつきが出ていたので、細かく確認していこう。
まずは男性。すべての世代で30%を切っており、先述の全体数値が30%程度に留まったのは、あまり男性票を得られなかったからの模様だ。
特に40代と60代以上は20%程度に留まっている。ということで、この層に上司や先輩がいるという場合、今後行きそうなお店についてチェックしておくと役立つかもしれない。あそこにはこんなメニューがあってこんな評判で……と言えば好感も得られるだろう。
では女性の調査結果を見てみよう。
男性に比べて一気に「評判を見る」の割合が跳ね上がり、「別のアンケート結果ではないか?」と思うほど異なる結果が出た。30代は約50%と抜群の数字だし、40代は同世代の男性に倍以上の差をつけている。
「人の目は気にしないほうがいい」とは言うが、こと30~40代をターゲットにしたお店は評判も見られやすいということで、悪評が広まらないよう注意する必要があるのかもしれない。
次に、特徴別で見ても気になる数値を発見した。
「社畜の自覚がある」人の中で、「あてはまる」が過半数を記録。忙しくても事前のチェックは欠かさないという入念さは、激務で鍛え上げられた魂あってこそだろうか。
そして「トイレで手を洗わないことが多い」という回答者のうち、40%もの人が「評判を見る」と回答。事前のチェックは入念にするけど、衛生面には気を使わないのだろうか。
トイレのあとに手を洗わない人を見かけても、実は下調べをしっかりする人なのかもしれないから、あまり冷めた目で見ないほうがいいのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)