ディスられると萌える？　堂本光一ファンのドMぶりに『テレ東音楽祭』震撼

ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ヶ原です。なにか深い趣味のある皆さん、職場などで「君はヲタクだからなあ」と、雑にひとくくりにされてイラっとしたことはありませんか？

春クールのドラマ『ゆとりですがなにか？』（日本テレビ）でもたびたび「ひとまとめに、ゆとり世代と言わないでくれ」といった内容のセリフを岡田将生くんが叫んでいました。

ジャニヲタも同じ！　各グループによって、ファンの雰囲気は違います。

中でも、堂本光一くんファンが一見ドMな動きをすることが話題になっています。同じKinKi Kids剛くんファンでさえ「光一くんファンは怖い……」とおののくことも。早速、見てみましょう。

■ライブ中、堂本光一くんがファンにダメ出し？

6月29日にテレビ東京で生放送された『テレ東音楽祭』。ライブステージに立ち見の観客を入れ、アーティストが生歌を披露する構成でした。

KinKi Kidsは「ジェットコースター・ロマンス」を披露。KinKi Kidsファンクラブ会員らしき女性たちが、ペンライトをくるくる！　バブル時代ディスコのノリを感じる手のふりつけです。すると光一くんが突然

とファンにダメ出し。しかも、目の前でその一言を言われたファンはヘコむどころか、「きゃー」っと嬉しそうにしているではありませんか！　KinKi Kidsファンの視聴者のツイッターも大盛り上がり！

ジェットコースターラブで光一さんが「そういうノリいらない」って言ったところガチで5回くらいループしたわ

— さきち (@osjune2337) June 29, 2016

関連記事：関ジャニ・大倉欠場コンサートDVDが販売！事務所の傲慢さにファン激怒

■ファンとの信頼関係は努力の賜物

じつは、光一くんがファンをなじり、ファンが喜ぶという流れはお家芸のようです。2015年光一くんソロコンサートでは…

https://twitter.com/arym059/status/617090299978870784

なんと、ファンのほうから光一くんに「ハゲ～！」と叫んでいたとは！　汚れキャラに寛容でタレントをわりといじる関ジャニのファンでも、さすがにハゲと罵倒することはほとんどありません。

光一くんとファンが、お互いダメ出しができる信頼関係（？）をはぐくんだ背景にはいろいろあると思いますが、その大きな要因のひとつが光一くんが30代を超えても毎年、観客をよぶ舞台をしていることでしょう。

ジャニーズで売れっ子になり大物になってくると、映画やテレビばかりに専念しがちで、コンサートや舞台をやることは少なくなります。ジャニヲタとは現金な生き物で、コンサートで本物に会えなくなると「担当を降りる」ことがよくあります。

記者の周りでも、SMAPが忙しすぎて毎年コンサートをやらなくなるとファンクラブを退会した50代女性がいました。頻繁にコンサートをやる嵐のファンになったり、比較的チケットがとりやすく毎年夏と冬にツアーをやる関ジャニのファンクラブに入った30代女性も。

関連記事：後輩に厳しい嵐の「あのメンバー」　ファンも思わず「優しくしてあげて！」

■毎年会える堂本光一

しかし光一くんはちがいます！　大物の枠に入る年齢になっても、「Endless SHOCK」というオリジナルミュージカルを2001年からずっと続けています。

コンサートをやる回数が減った他の大物グループに比べ、毎年会える光一くんには、長くファンを続ける人が多いのではないでしょうか？　時間をかけてファンと光一くんの間に信頼がうまれ、ダメ出しをしても平気な関係になった。

年をとってもファンの現場に立ち続ける光一くんと、ずっと応援する40代、50代女性。この深淵なる独特の関係に乾杯！

（取材・文／しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原）