夏に「替えの下着」を持ち歩くのは会社員や学生 その反対は?
「先輩の光る汗が好きです!」
学生の間でそんな爽やかなセリフも聞こえてきそうな季節。だが社会生活を送る身にとって汗は大敵。シャツがビッショリと濡れ、嫌なニオイの原因にもなることも。
特に人と接する立場であれば下着の汚れ・ニオイにも気を使うだろう。着替えを使う人も多そうだが、実際にはどんな人々が「下着の着替え」を持ち歩いているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査を実施した。
■「下着の替え」は1割が持ち歩く
下着の着替えを持っていない人が大差で圧勝。回答者が1378人いれば「着替えが要るほど汗をかかない」という人も少なくないだろうが、歩くだけでも汗が噴き出すような季節。
「着替えを持ち歩く」割合がここまでマイノリティなのは意外な気もする。
考えてみればテレビでも制汗スプレーの爽やかなCMはあるが、「夏にオススメの着替えシャツ!」みたいなCMは見かけない。汗対策として「着替え」という手段は選ばれにくい様子。
持ち歩いたほうがいいのか迷っている人には「そんなに心配しなくていいよ」と言いたいところだ。
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■会社員と学生は汗が気になる?
続いて職業別を見てみよう。生活スタイルも異なるだけに、数字にも差が生じた。
やはり全体的に「着替えを持ち歩く」の割合は低いのだが、会社員は13.4%と比較的高い数値を記録。下着の匂いがYシャツ、さらにはスーツに移ってしまう危険性もあるだろうから、これは納得の結果か。
汗が原因で交渉決裂なんて、シャレにならないし。
会社員に次ぐ数値が学生の12.5%。夏は学生的にも恋の季節だし、汗の弊害にも敏感になるのだろう。仮に告白したとして、「汗のニオイがすごいからごめんなさい!」と言われてフラれるなんて嫌だし。
そしてキレイに0%を記録したのが自由業。マイペースで仕事ができるから出歩いたり、汗をかくほど体を動かすことはないのかもしれないが、専業主婦(夫)や無職・家事手伝いだって少しは持ち歩いているのに。
ここまでハッキリした結果が出ると、着替えの煩わしさを避けるためにこの道を選んだ人も多いのでは。
会社員や学生で、夏に面倒な思いをしているという人は、将来自由業を目指してみるのも手なのだろう。下着の着替えという重りを捨てたとき、文字通り自由な生活が待っているかもしれないから。
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(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)