都知事選間近!50億円かかることを知っていたら舛添氏のままでよかった?
7月31日、舛添要一氏の後任をめぐり東京都知事選がおこなわれる。
立候補者は21名いるが、最有力候補は小池百合子元環境相、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、自公推薦候補の増田寛也氏の3名。都知事選に掛かる総額は約50億円近くと言われており、誰が新知事になるのか注目を集めている。
そこでしらべぇ編集部では、「都知事選に50億円かかることを知っていたら、舛添要一が知事のままでもよかった」かどうかを東京都民254名に調査を実施した。
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■約8割の人たちが…
すると、約8割の人たちが舛添氏の都知事継続に「なし」と回答。たとえ50億円もかかったとしても、大多数の人は舛添氏が知事であるのは許せないのだとわかる。
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■若い世代はお金重視?
年代別では、差が見られる結果に。都知事選にかかる費用を考えれば舛添氏のままでよかったと思う20代が、約3割と最多だったのだ。
これに対して、年配の50・60代世代は12.5%と低い。世代が上がるにつれ数値が上がる結果になった。
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■テレビの「偏見報道」が話題に
連日、都知事選のニュースがメディアで取り上げられているが、「主要3候補」だけが報道されており他の候補者がほとんど画面に出ない状況が続いている。
この偏見報道に、上杉隆氏、山口敏夫氏、中川暢三氏、マック赤坂氏、立花孝志氏、七海ひろこ氏の6人が、テレビ局などに選挙の公平性を求める文章を送っているのだ。
Twitter上では…
テレビが都知事選特集とか言いながら有名候補者しか取り上げないから、そりゃ有名な人しか都知事にならないんじゃないですかね… 公平性不足。
— 烏賊乃足 (@10feet_umbrella) 2016年7月18日
都知事選の情報をテレビで見るに、すでに公平性を欠いている日本メディア。 新聞でも同じこと。 平等・公平とは何か。 — Keisuke Sakamoto (@s_tobu0410) 2016年7月18日
脳科学者の茂木健一郎氏も、次のようなツイートをしていた。
都知事選の真っ最中であるが、ふしぎなことがある。私が見る掲示板のいくつかには、長らく「主要候補者」3名のポスターしか張っておらず、ようやく、ぽちぽちと、他の候補者のポスターがはられるようになったが、それでも全部揃っていない。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2016年7月18日
知名度が高い人が都知事になる風潮が続いている。都民の血税を無駄にしないためにも、テレビの報道だけの判断ではなく、ひとりひとりの政治の意識を高める必要がありそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・ニートgoma)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の都民254名(有効回答数)