ポケモンの出る場所がわかるサービスはダメ?軒並み利用不能に
「歩き回っても出てこない!」「どこに出るか、わかればいいのに…」
大人気スマホゲーム「ポケモンGO」を遊んでいる人なら、こんなことを一度は思ったことがあるのでは。そして、願いをかなえてくれるサイトやアプリも続々登場。…していたのだが。
■ポケモン出現場所がわかる?
そうした、ポケモン出現場所がわかる方法として有名だったのが、WEBサイト「PokeVision(ポケビジョン)」だ。
見たい場所を指定すると、その周辺に今出現しているポケモンが地図上に出現。そして、あと何分で消えるのかまでわかってしまう。
https://twitter.com/10Tatsumasa/status/757219615948677121
その後、類似のアプリ「PokeWhere」も登場。効率的にポケモンを捕まえたい人たちの間で大人気に。
足跡機能もともと使えてなかったから、友達が教えてくれたpokewhereってアプリがリアタイでどこに何いるか教えてくれて助かってる( ´•౪•`) pic.twitter.com/5eyhQyUKui
— 彩音✿ (@ayane0001) July 31, 2016
これらは、「ポケモンGO」のデータやシステムを利用して作成されていた。
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■じつは規約違反だった?
「ポケモンGO」関連の様々なサービスに対して、「規約違反では?」という声は前々から上がっていた。
というのも、「ポケモンGO」の開発元であるNianticはデータやシステムを公開しておらず、不正に取得された可能性があるからだ。
実際に、NianticのCEOジョン・ハンケ氏はインタビュー内で
「(こうしたサービスは)私は好きではない。(中略)私たちの利用規約に反している」
と明言。ユーザーの楽しみを奪う行為だとまで言っている。
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■31日から使用不可に…
そして、7月31日からポケモン出現情報を教えてくれるものが、どんどん使用不可に。
さらに「ポケモンGO」のアップデートで足あと機能がなくなり、じゃあどうやって探せば? と不満をあらわにする人は多い。
ポケビジョンなどの外部ツールに対策が入る←わかる
機能していなかった足跡機能を削除、近くにいるポケモンから1匹選択することすらできなくなる←わからないポケビジョンは本家機能が使えない状況だったから仕方なく使っていた、自分たちの問題を解決せずに外部ツールだけ対策とか…
— 佐倉フブキ (@fubuki158) July 31, 2016
まだ使えるものはあったり、「PokeWhere」も徐々に使えるようになってきたようだが、いつまで続くかわからない。
ただ、大元のゲーム「ポケットモンスター」でも、どこに何が出るかわからないまま草むらや洞窟をうろうろしていたはず。『ポケモントレーナー』にとってはそれが自然では? という意見も。
ポケビジョンは「ゲーマー」には必要かもしれないけど、「ポケモントレーナー」には必要ないでしょ。
幼い頃に憧れたサトシはどこに何のポケモンがいるかは事前に知ってはいなかったし、ポケモンが現れたらワクワクしていたはずだ。— kull (@kull_exvs) July 31, 2016
いろんな場所にちょっと足を延ばしてみたり、「ここに欲しいポケモンが出るらしい!」と、ワクワクしながら探すのも楽しいのではないだろうか。
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