ポケモンGOで歴史を検証!「地下が川」なら水系モンスター多い?
どうも地図地理芸人の火災報知器の小林です。
GOのゲームといえば電車だった学生時代。いま世間じゃポケモンなGOでにぎわってます。実際僕もやっております。
世間ではいろいろと言われたりして、なかなか風当たりも強くなっておりますが、僕は大好きです!すばらしい点がいくつもあります。
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■地図地理芸人的ポケモンGOのすばらしさ
まず何が凄いって地図が凄い! もうびっくり、建物の形状まできちんと表記されているし、コンパスも搭載されているので東西南北を意識しながらプレーすることができます。
ポケストップの設置場所もすばらしい。お店や有名な建物のほかに、普段では気が付かないような坂の立て札や、海抜のモニュメントなど、歴史的にも地理的にも勉強になる場所がなっています。
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■地下が川なら水系のモンスターは出やすい?
そんなことも含めて地図地理的にも面白いポケモンGO。獲得できるモンスターが場所によって出やすさがあるらしく、川の近くでは水系のモンスターが出やすいようなのです。
そこで今回は地下を流れている川の上でも水系のモンスターは出やすいのか? を調査してきました。
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■麻布十番の暗渠で調査開始
今回調査するのは麻布十番の暗渠(あんきょ)。暗渠とは簡単にいうと、さまざまな事情によって地中で流れている川のことです。
駅出口付近には渋谷川の支流である古川にかかっていた橋「網代橋」の親柱が残っています。これはここに川があったことを示しています。
表向きは普通の道に見えても地下は川だから水系のモンスターが出るんじゃないか? 下流から上流にむけてスタート。
スタート地点の十番稲荷神社には麻布「がま池」伝説にちなんだかえるが祀ってあり、水辺感あり。
ちなみに、細い路地で車止めやマンホールが多数ある場所は暗渠がある目印。
歩いて数分、麻布十番商店街にある暗渠でヒトデマン登場! これは水系のモンスター! 幸先よく水系のモンスターをゲットし、麻布とは思えない風景の暗渠道を歩きます。
進むと、一見水系な感じに見せといて実はむし、くさ系のパラスと、すてきな暗渠道にむし系キャタピー登場。やっぱり水系とは限らないのかと帰っていたら暗渠脇の通りで、
水系のタッツー登場。結果は、水系2、むし系2。今回の調査では、はっきりとした結果は出なかったので、違う暗渠でまたチャレンジしたいと思います!
また、暗渠は古い路地が多くて、歩くと楽しいのでおすすめです!
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(文/小林知之・火災報知器)