TV好きな人たちが選ぶオススメ番組はあの深夜番組!精鋭スタッフ陣に注目
「テレビは終わった…」などとお決まりフレーズのように言われる昨今。しかし、そんなことはない。
ネットが取って代わったなどと言われることもあるが、ネット上のコンテンツの多くはテレビで放送されたものを元にしたものであり、テレビ番組がもたらす影響力というのは結局のところネット普及以前と比べても大差がないだろう。
さて今回、しらべぇ編集部では、「テレビが好き」というアンケート項目に「あてはまる」と回答した全国20代~60代の男女計567人を対象に、「いまオススメなテレビ番組は?」という質問を実施した。
番組のジャンルを指定せずにフリーアンサーで回答してもらったところ、ドラマやスポーツ番組、アニメなど実にさまざまな番組を挙げる声が寄せられたが、そんななか、ある深夜バラエティー番組を実に18人の回答者が「オススメな番組」として挙げたのだ。18人というと少ない数字にも思えるが、前述のようにジャンルや選択肢を絞った調査ではないため、この回答者数は全バラエティー番組の中でもトップだ。
その番組は、日本テレビ系列で毎週月曜日の23時59分より放送されている『月曜から夜ふかし』だ。
■人気の要因は?
関ジャニ∞の村上信五とマツコ・デラックスがMCを務め、さまざまな検証VTRを見ながら、またそれを受けてトークを展開するこの『月曜から夜ふかし』。なぜこれほど人気が高いのだろうか? まずは、回答者のフリーアンサーの一部を紹介しよう。
「月曜から夜ふかし いちいちおもしろい」(大阪府、男性、21歳)
「月曜から夜ふかし マツコと村上の掛け合いが面白いから」(山梨県、男性、56歳)
「マツコデラックスが好きなので『月曜から夜ふかし』『怒り新党』」(愛知県、女性、28歳)
「月曜から夜ふかし 理由:独特の観点からのVTRが面白いから」(石川県、女性、33歳)
「月曜から夜ふかし 理由…マツコさんと村上君のやりとりが面白い。ナレーションも良い」(大阪府、女性、39歳)
村上とマツコの掛け合い、VTR、そしてナレーション。つまりは、番組を構成するすべての要素が人気といえるだろう。
では、そんな番組を作っているスタッフ陣はどんな人なのか?という点に注目してみた。
●ナレーション:佐藤賢治
おそらく、誰もが彼の声を聞いたことがあるだろう。現在日本で最も活躍するナレーターのひとりであり、バラエティ番組では『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』といったテレビ朝日系の人気番組も担当している。
●構成(放送作家):桜井慎一、渡辺真也ほか
まず桜井氏は、日本テレビ系の番組を多く担当する放送作家。現在の担当番組には、『人生が変わる1分間の深イイ話』、『しゃべくり007』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』、『行列のできる法律相談所』、『嵐にしやがれ』、『有吉反省会』といったゴールデンタイムの人気番組が名を連ねる。
そして渡辺氏は、『めちゃ×2イケてるッ!』や『はねるのトびら』など、フジテレビの人気番組で活躍してきた有名放送作家だ。
彼ら作家陣の手腕により、笑いのあるナレーション原稿ができあがっているものと思われる。
●企画・演出:古立善之
『世界の果てまでイッテQ!』や『うわっ!ダマされた大賞』などでも企画・演出を担当する、いまテレビ界で最も注目されるバラエティー演出家だ。『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』の総合演出を務めるテレビ朝日の加地倫三氏も、著書やインタビューで古立氏の手腕を称賛している。
深夜番組でありながら、このような精鋭スタッフ陣が制作している『月曜から夜ふかし』。自ら「テレビ好き」とする人たちに最もオススメしたいバラエティー番組に選ばれるその裏には、スタッフ陣の計算され尽くした構成や演出があるといえそうだ。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日)
対象:全国20代~60代 男女計567名
※画像は、日テレ 採用サイト「バラエティ総合演出 古立 善之」のスクリーンショットです
(文/しらべぇ編集部)