【悲報】PCデポ「ケースに年額料金がかかるパソコン組立キット」を販売
パソコンやスマホの販売・サポート事業を展開する「PCデポ」。
同社が高齢者へ高額な月額料金で契約をさせ、解約料として10万円を支払わせていたり、1TBのHDDに4TBのクラウドストレージを付けて5GBのHDDとして売っていたとインターネット上で物議を醸している。
確かに高額ではあるものの、弁護士の見解を聞くと「合法」な販売方法らしく、高齢者を食い物にしているといった批判もあるようだが法に触れる行為ではなさそうだ。
■ケースに年額料金がかかる自作PC販売
しかし、いくら合法だからと言ってもユーザーにとって分かりやすい販売方法ではないことは確か。さすがにもうトラブルが起きそうな販売方法は無いかと思いきや…また問題になりそうなものを発見した。
それは、PCデポが組立代行をしてくれる『パソコン組立キット』。メーカー品よりも安くパソコンを買えるため中~上級者はよく選ぶものだが、PCデポは自分で組み立てられなかった場合代行もしてくれて、一見親切に見える。
だが、注意書きをじっくり読んでみると、気になる表記が。なんと電源とケースの部分に※があり、その注意書きを読んでみると…!
「※ 無料期間後は年払い9,500円(税別)の更新料金でご利用いただけます。」
という表記が。えっ、ケースに年額料金がかかる自作PCなんて聞いたことがない。また、500GBのSSDに年額料金のかかる組立キットも見つけることができた。
これが誤植でないかぎり、年額料金を適当な部品に付けて売るというスゴい販売方法をPCデポはしていたことになるが、買った人は気づかないのか不思議である。
月額料金としてはたいしたことがないためそこまでの負担にはならなそうだが、ケースもSSDも1年で壊れたりメンテナンスが必要なものではないため、年額料金で売る必要性があるのだろうか?
このPCには1TBのクラウドストレージも付くためその料金として考えれば納得できるが、部品のリース代として計上されているなら解約時に返さなければならず、使い続ける限り永久に年額料金を支払わなければならないのかと思うとゾッとする。
何かあったときのための「安心料」として支払っているならパソコン初心者やお年寄りには良いのかもしれないが、自分である程度のことができる層にはなぜこのような売りかたをしているのか疑問でしかない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ロバ耳太郎)