結婚に貧困…子供の頃に思い描いていた未来と現実のギャップ

2016/08/27 05:00


子供の頃思い描いた未来
©ぱくたそ

子供の頃にはたくさんの夢を持ち、将来は希望にあふれているものと信じていた。しかし実際に大人になってみると、「こんなはずじゃなかった」と泣きたくなることも多い。

そこでしらべぇ編集部では「子供のころに思い描いていた未来と、今の現実は違う」と思うかの調査を実施。

子供の頃思い描いた未来グラフ

なんと6割近くもの人が、思い描いていたものと違うと感じているのだ。人生、思い通りにはいかないのは、本当のようだ。

想像してたよりひどい」(男性30代)


どんな現実が、ここまで思わせるのだろうか?



■夢は叶わず…

子供の頃には夢を聞かれると、憧れの職業を語っていた。しかし夢を叶える人は、なかなかいない

「子供のころに思い描いていた自分は野球選手だったが、今はただのデブでしかない」(男性20代)


理想はプロゴルファー。現実は社畜」(男性50代)


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■「夢は正社員」の時代

さらに現代の雇用問題が浮き彫りになる、生々しい意見も。

「昔は会社員を目指していたが、いまはフリーター」(男性20代)


正社員で仕事をしていると思っていたが、現在は契約社員」(女性30代)


さらには大きな夢を抱いていたのに、大人になったら無職になっていた人も。

「バリバリ働いている自分を思い描いていたが、現在は無職だから」(男性40代)


しかし実際に働いている人からは、こんな意見も。

サラリーマンにはならないはずだった」(男性50代)


「普通のサラリーマンになればよかった」(男性60代)


ないものねだりなのかもしれない。


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■車が空を飛んでない

自分のことではなく、世の中の変化についての答えもある。

インターネットがこんなにも早く普及して、当時では思いもつかなかった社会になっている」(男性40代)


進化を指摘する一方で、思ったよりも変わっていないと思う人も多い。

宇宙旅行が簡単にできていると思ってた」(男性50代)


車は空を飛んでいると信じて疑わなかった。いまだ、自動運転にすらなっていない」(女性20代)


アニメやマンガで観た世界には、まだまだ遠いようだ。


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■結婚したら幸せになると思っていたけど…

結婚について挙げた人は、圧倒的に女性が多い。

結婚して子供がいると思っていた」(女性50代)


逆に結婚をしないと思っていたのに、なぜかしてしまったとの意見も。

「ブサイクなので結婚できず、ひとりで頑張って生きていかなければいけないと思ってた。しかし今は、専業主婦になった」(女性30代)


そんな憧れの結婚も…

結婚したら幸せになれると思っていたけれど、実際はそうでもない」(女性30代)


そして現代ではめずらしくない、こんな展開に。

バツイチになった」(女性50代)


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■お金に困って老後が心配

お金の苦労は、現代社会で問題のひとつだ。

「こんなにお金のない人生とは思わなかった」(男性50代)


お金に余裕がないまま歳を重ねると、さらなる不安が出てくる。

「こんなに老後が不安なものかと思う」(女性50代)


女性からこんな意見が出るのも、現実がお金に困っているからだろう。

お金持ちと結婚したかった」(女性50代)


人生は思い通りにいかないからおもしろいと言われるが、現実が悪い状況であればそんなことも思えないのが本音である。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名 (有効回答数)

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