カツオの本場・高知県で魚介系ラーメンの隠れた名店を発見
全国、津々浦々にある「ご当地ラーメン」。旅の楽しみのひとつだが、先日しらべぇでは高知県の隠れた名物「鍋焼きラーメン」をご紹介した。
鶏がらスープにストレートな細麺、熱々の鍋焼き状態で提供され、一見ラーメンには見えないがじつにうまい。
しかし、地元の名産をうまく活かした正統派ラーメンも、高知県にはある。
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■食べログでも人気上位の「土州屋」
高知市の繁華街、帯屋町に店を構える「土州屋」は、食べログスコア3.51。高知市のラーメンランキングでも7位に入る人気店だ。
しらべぇ取材班は、もっともオーソドックスな「中華そば(700円)」をオーダー。
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■かつお節のうま味が濃い
高知の魚といえば、カツオ。かつお節の生産量も全国3位だが、こちらのラーメンもかつお出汁の風味が濃い。
魚介系ラーメンにしてはスープがやや白濁しているが、「あっさりでうま味が残る」といった味わいだ。
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■煮玉子やチャーシューも丁寧な仕事
よく味のしみた半熟の煮玉子、柔らかく適度な歯ごたえのチャーシューもうまい。カツオの産地ならではの魚介出汁ラーメン、かなり本格的だ。
ご当地ラーメンとしての「高知ラーメン」は、東京などではなかなか見かけないが、ラーメン好きが高知県に旅する際は、ぜひ訪れてみていただきたい。
【土州屋】
住所 高知市帯屋町2-1-29
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)