仕事中に泣く人は高収入?感受性が強い人の意外な特徴
仕事中にもかかわらず、人前で涙を流している人。あなたも一度は見たことがあるだろう。
一見大人気ない行動にも受け取れるが、仕事中にもかかわらず人前で泣けるほど、感受性が豊かな証拠。仕事に対する強い思いが、涙になって現れているとも捉えられる。
■年収がとくに高い人・低い人は、仕事中に泣いた経験あり
しらべぇ編集部は、年収層別に、仕事中に人前で泣いた経験のある人について、調査を行なった。
年収「300万円未満」層と「1,000万円以上」層で、泣いたことのある人の割合が20%超。とくに「1,000万円以上」層については、4人に1人の割合で仕事中に涙した経験がある。
職場で人目もはばからず涙するのは、仕事に対する思い入れが強いからこそ。感受性の高さが、良い意味で仕事の成果に影響を与えている。
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■スマホを使うと感受性が高まる?!
さらに、こんなおもしろいデータもある。
仕事中に人前で泣いたことがある群は、そうでない群と比べ、携帯電話がスマホである人の割合が断然多い。
ふだんスマホを使うことにより、知らないあいだに感性が鍛え上げられ、仕事への思い入れも強くなっていくようだ。
理由として考えられるのが、SNSの影響だ。例えば、感動場面を探して、写真に収め掲載したり、シェアされた感動話に触れることが多いと、感情が揺れ動く時間が長くなるため、感受性も豊かになっていくようだ。
また、スマホとガラケーでは、触れる情報量は天と地の差。大量情報の理解に頭を働かせた結果、脳が鍛えられる。伴って感性も鋭くなり、職場でも涙するほどに心が敏感になるのだろう。
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■収入の高低で、経験した涙は全く異なる
年収の高い人は、仕事中に人前で泣くことについて、実際どのような見解を持っているだろうか。
「単に、上司から怒られた恐怖感で泣いてしまうような人は、心が脆い。すぐに会社を辞めてしまうことも少なくない。一方で、『なにくそ!』と思う気持ちが強すぎて、思わず涙する社員は、悔しさをバネに大きく成長する。自分の若い頃がそうだった」(50代男性/保険会社管理職)
まるで幼児のように、恐怖心に駆られて泣き出してしまうのか。仕事が思うように上手くいかず、自分に対するみじめな気持ちから熱いものが込みあげてくるのか。
同じ涙でも、両者の持つ意味は全く異なる。後者の涙は、いわば「成長の種」。仕事に奮闘するためのエネルギーに変換されるのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・桜井洸希)