日本列島を3つの台風が直撃 仕事を休みにする割合は?
気象庁の発表によれば、現在、日本列島近くにある台風は、9号・10号・11号の3つ。9号は22日午前にも関東地方に上陸、10号は南西諸島に近づき、11号は21日夜、北海道東部に上陸した。
とくに首都圏を直撃する9号は、週明け・お盆休み明けの仕事に向かう通勤の足にも大きな影響を及ぼす恐れがある。
こうしたときでも、日本人は仕事に向かうのだろうか?
■「台風直撃」で仕事を休む人は3割
アンケートサイト「マインドソナー」による全国475名を対象にした調査によると、「台風が直撃したら仕事を休みにする」と答えたのは、およそ3割。
少なくない割合で休む人が存在するものの、通常通り出勤する人たちが大多数のようだ。
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■子育て世代や持病がある人はツラい
2人の子供を保育園に預けて働く30代女性は、台風直撃の際に休む理由を次のように語る。
30代女性:保育園が家・駅・職場からいずれも遠い場所にあり、普段なら使える自転車も台風だと危険です。台風の朝はタクシーもなかなかつかまらないので…。
今は子育てのために「時短勤務」にしていますが、在宅勤務制度はないため、有給を取るつもりです。
また、「めまい」の持病を持つ20代女性も、出勤時間に台風が直撃すると休むことが多いと言う。
20代女性:気圧の変化やストレスなどでめまいが出やすく、発作が起きると倒れこんでしまうこともあります。
ダイヤが乱れて、いつもよりさらに混雑する駅のホームなどでめまいが出てしまうと恐いので…
「7割」という調査結果からも、朝の会議や顧客対応などで出勤せざるを得ない人が多いと思われるが、台風情報にじゅうぶん注意したうえ通勤していただきたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)