過保護なのか?子供の夏休みの宿題を手伝う親はこんなにも…
もうすぐ子供たちの長い夏休みも終わる。存分に遊びたい子供にとって、宿題は大きな課題でもある。
そんなとき、親が一緒に手伝ってくれた、あるいは代わりに終わらせてくれた経験のある人もいるだろう。
■母親ほど子供の宿題を放っておけない傾向に
しらべぇ編集部では、全国の子供がいる男女467名を対象に「子供の夏休みの宿題を手伝ったことがある」人の割合を調査。
すると、母親のほうが子供の宿題を放っておけない傾向にあることが明らかになった。
父親は仕事に出ていて宿題を手伝うどころではないのだろうが、なぜ母親は助けてしまうのか。その理由を聞いてみると…
「夏休みももう終わるというのに、全然終わる気配がなくて手伝いましたね。学校が始まって自分の子供が宿題未提出というのは恥ずかしいという気持ちもあったのかもしれません。
『宿題をやらせない親=子供の教育ができてない』と思われるのを恐れていたかも…」(50代女性)
親の評価を気にしすぎて、仕方がなく子供に手を貸してしまった人もいる。
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■「子供の宿題を手伝うのは過保護では?」の声
だが、そうした親を「過保護だ」と否定する人も中にはいる。否定派の意見は…
「宿題を手伝うのは、子供のためにはならないですよ。過保護でしかない。私の周りでも、子供の読書感想文を全部書いていた母親がいましたけど、子供の感受性とか国語力とか…この時期に身につけないといけないことがあるのに、それを親が奪ってしまうのはどうかと思います」(40代女性)
「なんでも親が手伝ってしまうと、『何か困ったことがあったときに手伝ってくれる』『逃げ出してもいい』といった癖がついてしまいそう。教えてあげるのはいいと思いますが、自分で子供に考えさせて自発的に宿題に取り組んでほしいと思いますね」(20代女性)
こうした厳しい見方も。中には、親がやったとひと目でわかるような自由研究の作品もあると聞く。親が子供の宿題を手伝ってあげるにしても、限度がある。
「子供のため」の意味を、親はしっかり考えるべきかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の子供がいる男女467名(有効回答数)