時代が追いついた？「大阪のおばちゃん」が世界的に流行の気配

こんにちは、スタイリストの久保田（フランソワ）です。

今年の秋は、いよいよファッション界にあの野獣が帰って来ます。そう、「ヒョウ（レオパード）柄」です。

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■時代がオバチャンに追いついた？

ヒョウ柄だけでなく、トラ柄、ゼブラ（しまうま）柄、キリン柄などを含むいわゆる「アニマル柄」は、数年ごとにトレンドの波がやってくるもの。

しかし今回は、各ブランドともなかなかに力を入れて押し出して来ている様子。

昨日までは「大阪のおばちゃんみたい」と揶揄されていたファッションが、明日にはトレンドの最先端となる予感がしています。

とはいえ、相当自己主張の強いアイコンですから、取り入れる分量（バランス）を間違えると、リッチマダム感がすごくて近寄りがたい人になってしまいます。

そこでいくつか、「バタ臭くならないアニマル柄の取り入れ方」をお教えしましょう。

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①カジュアルなアイテムにヒョウ柄

こういうスタジャンっぽいストリートアイテムにヒョウ柄を持ってくると、マダム感が薄れて気軽に取り入れられますよ。

ボトムスにもカジュアルアイテムであるデニムを持ってくれば、若い女子でも違和感なく着こなせるはず。

これがロングコートやガウンにヒョウ柄を入れてしまうと、途端にゴージャス過ぎて街歩きしにくくなります。

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②モノトーンでヒョウ柄

茶系のヒョウ柄だとリアルアニマルが過ぎるので、ここはひとつモノトーン（白黒）のヒョウ柄をチョイスしましょう。

色味が抜けるだけで、ぐっとシックにコーディネートもしやすくなります。

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③ボトムスにダルメシアン柄

ダルメシアン（犬の種類）柄もアニマル柄の中では比較的地味めで取り入れやすいですね。

さらにショートパンツという面積の小さいアイテムを選べば、さりげなくトレンドを取り入れた「こなれ感」が演出できますよ。

ちなみにアニマル柄以外のアイテムには、すべて無地を合わせてやるといい感じに決まります。いわゆる「引き算のコーディネート」ですね。

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④アニマルは足元から

さりげなく取り入れる、ということであれば靴もオススメのアイテムです。

この場合も、服は「地味すぎるかな？」というくらい地味な全身無地コーデにしておくと、足元のアニマルが引き立ってすごくセンス良く見えます。

■男性の場合は

今秋のアニマル柄は、ほぼ女性専用のトレンドと言っていいでしょう。男性がアニマル柄を着てしまうと、よほどオシャレ感度の高い方でない限りは「オラオラ系」になってしまいます。

女子ウケが悪く、怖い人にも絡まれそうなオラオラ系ファッションですから、素人が中途半端に手を出すのは危険といわざるを得ません。

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（文／久保田フランソワ）