イラストレーターでもない素人が生後一か月の人間を正確に描くことは可能なのか?
近年出される漫画作品に見られる傾向の一つとして、リアルさを徹底的に追求している作品が多いということが挙げられます。街や風景はもちろん、人物についても写真と見間違うようなイラストを見かけたことのある方も少なくないでしょう。
こうしたイラストや漫画を描かれるクリエイターさんならば、モデルの写真集を何十冊も所有していることも珍しくありませんよね。
漫画家さんでしたら子どもから大人までさまざまな人物を描く機会があるでしょうが、ほとんどの方はそうした機会を持たないでしょう。たとえば「生後一ヶ月の赤ちゃんを描いてください」と急に言われてその小ささを正確に再現できる人はそう多くないのかもしれません。
今回は、生後一か月の赤ちゃんと20代の大人の体型を比べた写真をご紹介します。
手
赤ちゃんの手は本当に小さく5~6cmほど。小さいながらも立派な爪もあります。誰もがこの時代を経て世の中に羽ばたいていくのです。レーザービームのような送球を繰り出すイチローの右手も、歴史を物語るような哀愁が漂う伝統工芸士の手も原点はこの小さな手だったと思うと、生命の無常さと神秘さを感じる方もいるかもしれません。
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足
足もまだまだ小さく8cmほどの大きさです。赤ちゃんの足は大部分が軟骨からできているらしく、生後一ヶ月ではまだ1人で歩くのは時間がかかります。ところが、この足がいずれ本田圭佑選手のように日本代表を救う足になる可能性もあるのです。いかに人間の成長が大きいものであるかを実感できる写真と言えるでしょう。
生後一か月は人生の中で最も成長する時期といってもいいほど、めざましく成長していく時期と言われます。本人は全く記憶がなくても、親はもちろん、周りの親戚や友人には強烈な記憶に残ることでしょう。
改めて生後一か月の赤ちゃんと大きさを見て、そのイラストを正確に描けるようになったでしょうか?もし赤ちゃんを描く機会があれば、参考にしてみてください。
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)