家や職場に「水害のリスク」があるかどうかを知る簡単な方法とは

2016/08/31 21:00


Michael Blann/DigitalVision/Thinkstock
Michael Blann/DigitalVision/Thinkstock

どうも、地図地理芸人の火災報知器の小林です。最近は台風や豪雨など天気に関する自然災害が増えてきています。

「風で傘が吹き飛ばされた!」「洗濯物干したのにー!」これくらいならば被害とは言いません。

河川の氾濫による浸水被害などニュースでみているだけでなくいつ自分の身に起きるかわかりません。

起こってからでは遅いのです。起こる前に準備しましょう。


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■洪水被害の可能性がわかる地図

でも自分の住んでいるところ、会社、お店が洪水の被害が出るかなんてわからない! そんな人には「洪水ハザードマップ」。

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画像は東京都建設局のスクリーンショット

私が住んでいる東京では、東京都建設局のサイトで洪水ハザードマップを表示します。

ちなみにハザードマップとは自然災害による被害を予測して、どれくらいの被害範囲があるのか地図化したものです。

すばらしい! 地図をみればあらかじめ被害を予測できるので助かります。


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■実際の洪水ハザードマップを見てみよう

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画像は東京都建設局のスクリーンショット

これは渋谷区のハザードマップです。

赤い丸のポイントが渋谷駅です。神田川が氾濫した場合駅前が2m以上浸水する表示になっています。

「いやいや2mってほとんどの人の身長越えちゃうよ。超えないにしても口と鼻より上だから泳がないと無理!」

と大変恐ろしい予想になっているのです。ピンチのときは避難所へむかってください。

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画像は東京都建設局のスクリーンショット

次は、しらべぇ編集部がある港区のハザードマップです。編集部の付近は、無事に浸水の心配のない白色表示になっています。

しかしすぐ近くには青色表示の場所もあるので気をつけたほうがいいでしょう。


このように調べてみると各市町村などでハザードマップを公表している地域は多くあります。ぜひ今住んでいる場所をチェックしてみてください。

今から引っ越しを考えている人も絶対にこのハザードマップをみてから決めるといいかも。

浸水しているところは昔から地盤が緩んでいる可能性が強いですから避けたほうがいいでしょう。

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(文/小林知之・火災報知器

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