最後のチャンス?稀勢の里の横綱昇進に期待している人の割合は…
11日から大相撲秋場所が開幕。最大の注目は、大関稀勢の里の3場所連続5度目となる綱取りである。
今場所は横綱白鵬が左膝の負傷で稽古総見を欠席しているほか、鶴竜も体調不良が囁かれており、大きなチャンスとみられている状況。
しかしこれまでも勝負どころでの精神的弱さで横綱を逃しているだけに、「一生大関止まりなのではないか」との声も。一体ファンはどのように感じているのだろうか。
■稀勢の里は横綱になれると思う?
そこでしらべぇ編集部では全国の男女に「稀勢の里は横綱になれると思うか」聞いてみた。
結果、「なれる」と答えたのは各世代でわずか2割から3割程度となっており、圧倒的に「ダメだろう」という評価が多いことが判明。
とくに稀勢の里と同年代である30代男性の評価は厳しく、14.7%。
過去に何度となく昇進を逃している上、今年に入ってからも白鵬や日馬富士との直接対決にことごとく敗れているだけに、期待することをやめてしまったのかも。
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■状況は厳しい?
稀勢の里にとって横綱昇進のチャンスとなっているといわれる秋場所だが、稽古総見で日馬富士に8連敗するなど2勝10敗という成績に終わり、横綱審議委員会委員長から苦言を呈されている状況。
非常に厳しい戦いが予想されるが、場所が始まれば一気に変わる可能性もある。奮起を期待したい。
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■相撲ファンの声は…
両国で行われる場所には毎回足を運ぶという相撲ファンBさんに話を聞いてみた。
「今場所は白鵬が不調で休場の可能性がありますし、鶴竜も休場明けですから、稀勢の里としては最後のチャンスかな。もし、今回もダメなようだと下から上がってきている若い世代に押されてしまい、フェードアウトしていくような気がします。
ただ横綱になって勝てるかというと、それも疑問。とにかく精神力が弱いので、トップで活躍していけるとは思えないんです。いまのまま12勝そこそこの大関でいたほうが、長く相撲を取っていられるのではないかと。弱い横綱は許されませんから」(30代女性)
綱取りの条件は、ズバリ優勝。稀勢の里は結果を出すことができるだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)