ご当地立ち蕎麦!北海道・苫小牧駅でホッキそばを喰らうべき理由
立ち喰い蕎麦大好き芸人三拍子・高倉です。今回は本州を出て北海道苫小牧へ。
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■カフェで蕎麦?
北海道出身だが北海道で立ち喰い蕎麦を食べたことなかった。しかしお盆に墓参りで帰った際にチャンスが。
茨城県大洗港からフェリーで18時間かけて苫小牧港に到着。バスで10分、苫小牧駅に到着してさっそく改札横に「そば」ののぼりを発見。
そばののぼりはあるが「ーヒー」の文字も目立つ。何やら様子がおかしいと思い店全体を目に入れると、
カフェ・駅? 名前や店構えからして明らかに喫茶店。これは立ち喰い蕎麦屋なのか不安になったがメニューにはちゃんとそば。
ひときわ目立つ「ホッキそば」。東京では決して見ることのない文字にテンション上がり迷わず入店。
リーズナブルな値段でそばを提供していたらそこはもう立ち喰い蕎麦屋。
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■北海道クオリティのホッキそばを実食
注文して待つこと約5分。ホッキそば到着。
いや、アイスコーヒー!ここはすべてのメニューにドリンクが付くのでこうなってしまった。
カレーやスパゲティなら違和感ないと思うが写真を見る限り本人達凄く気まずそう。
せっかくの珍しい「ホッキそば」が霞んでしまったので気を取り直してもう一度。ホッキそば到着。
さすがホッキの水揚げ量14年連続日本一の苫小牧。喫茶店の蕎麦の上にも赤と白の鮮やかなホッキが堂々と浮いている。
少し太めの麺は注文後に茹でていたので、しっかりコシがありツルプリッとした食感。つゆは鰹出汁のきいたスッキリとした味わい。
ホッキはコリッとした食感に後に口のなかに広がる海の風味。塩味がスッキリとした蕎麦にとっての良いアクセントとなる。最高にそばらしい(素晴らしい)。
麺もつゆも物凄くおいしいのは使用している水が旨いので全レベルが上がる「北海道クオリティ」。
北海道の飲食店のレベルが高いのはそういうこと。あくまで地元北海道を愛する贔屓持論だが。
完食した後は店内に飾られている北海道の景色を見ながらアイスコーヒーを飲む。
蕎麦の余韻に浸りながら至福のひととき。この時間は決して東京では味わえない。ホッキそばを食べに苫小牧駅「カフェ・駅」へ。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
【カフェ・駅】
住所:北海道苫小牧市表町6-2-26苫小牧駅内
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(取材・文/三拍子・高倉)