スタバ愛好家に聞く、オススメ「スタバ呪文」5選!店員が行き着く境地とは…
いまや日本でも知らぬ人はいないほど代表的なコーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」。1971年にアメリカで誕生し、1986年に現在のテイクアウトスタイルを初めて以来、世界中で愛されている。
スターバックスコーヒーの特徴のひとつが、一般的なメニューに様々なトッピングをしたりこだわりのオーダーができたりすること。ラーメン二郎で繰り出される呪文「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ」のように、その独特なオーダーは初心者にとってやや敷居が高い。
そこで今回は、スターバックス愛好家数名に、初心者の人にも試して欲しいオススメ「スタバ呪文」を聞いてみた。
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1:トールアイスライトアイスエクストラミルクラテ
最初から複雑なトッピングを駆使するのに抵抗がある人に試して欲しいのが、こちらのスタバ呪文。すでに長い呪文ではあるが、こちらの商品は「トールサイズ」の「アイスラテ」で、「氷少なめ」「ミルク多め」というシンプルな内容だ。
スターバックスでは、「ショート」「トール」「グランデ」「ベンティーノ」と4つのサイズが選べる。呪文を唱えるときにはまず、サイズから指定する必要がある。どんな時でもサイズ指定は必須であるため「最初にサイズを唱える」をお忘れなきよう。
また、「ラテ」のようにアイスとホットの2種類がある場合は、サイズの次に指定する。今回の呪文では2回「アイス」が登場しているが、前半の「アイス」は「コールド」の意味で、後半の「アイス」は氷の意味である。また、「ライトアイス」のように氷少なめでの注文が可能であり、こうした通常メニューでも様々なカスタマイズができるところがスターバックスの魅力なのだ。
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2:フルリーフチャイティーラテオールミルク
スターバックスでは、紅茶商品も提供している。こちらは、人気商品の「チャイティー」を使ったスタバ呪文だ。ティーラテは、レシピ的にお湯で半分割って作る。しかし「オールミルク」を唱えることで、お湯を使わずに全て「牛乳」で作ってもらえるのだ。オールミルクにすることで、芳醇なミルクの香りと味を楽しむことができる…。至極のカスタマイズだ。
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3:グランデノンファットミルクノンホイップチョコチップバニラクリームフラペチーノ
こちらの呪文は、「グランデサイズ」で「バニラクリームフラペチーノ」に「チョコチップ」を追加して「無脂肪乳」で「ホイップクリーム」を抜いたものだ。無脂肪乳を使いホイップを抜くことで脂肪分をなくした、ダイエッター向けの呪文だ。
ちなみに、「フラペチーノ」という商品は、スターバックスコーヒーのオリジナル商品。商標登録もなされている。コーヒーとミルクやクリームなどを氷とともにミキサーで撹拌した飲み物。「フラッペ」と「カプチーノ」を合わせた造語である。
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4:ショートアイスチョコレートオランジュモカノンモカエクストラホイップエクストラソース
この呪文は、「ショートサイズ」の「アイスチョコレートオランジュモカ」を「ノンモカ」で「ホイップクリーム」を追加して「ソースを多め」にするスタバ呪文。
チョコレートオランジュモカは、名前の通り「チョコレート」のシロップを使った商品。しかし、そこから「チョコレートシロップ」をあえて抜き、バレンシアシロップ(オレンジシロップ)だけで作るのが「ノンモカ」だ。
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5:ベンティノンティーマンゴーパッションティーフラペチーノアドホワイトモカシロップアドホイップクリーム
ドラクエの復活の呪文であれば、竜王の手前あたりから始められそうなほど長い呪文だ。文字数にして実に49文字。もはやメモを見ないと注文するのは至難の業だ。
こちらは「ベンティサイズ」で「マンゴーパッションティーフラペチーノ」から「ティー」を除いて「ホワイトモカシロップ」と「ホイップクリーム」を追加する呪文。ティーの部分を抜くことで味がスッキリして美味しいとのこと。
ちなみに、呪文の中には「アドショット」というのもある。これは、更なる追加トッピングを楽しむ方法で、「アドショット」というのはラテなどの「エスプレッソ」をさらに追加する呪文。よりコーヒーの味を楽しみたいときに唱える。
また、コーヒーフラペチーノなどで「コーヒー」を追加したい場合は、フラペチーノでは「ロースト」というものを使うため、「アドショット」ではなく「エクストラロースト」となる。
■スターバックス店長のオススメ呪文は?
最後に、スターバックスコーヒーの某店舗の店長・Hさんに、今回の呪文が正しいか確認してもらった際に併せてうかがった「最も好きな呪文」を紹介しよう。
「ブラックコーヒーです。勤続が長くなってくると、逆にブラックしか飲まなくなります。これ、スタバ店員あるあるです」
いつかブラックの境地に辿り着くため、まずは今回紹介した「スタバ呪文」から注文してみてはいかがだろうか?
(文/しらべぇ編集部・常時系)