SMAP解散は誰のせいか調査 圧倒的な「悪役」とあのメンバーにも…
2016年は、国民的人気アイドルグループSMAPが結成して25周年であるとともに、最後の年になる。
年明け早々に解散騒動が勃発し、一度は収まりながらも、結局年内で解散することが決定したSMAP。
SMAPを壊したのは、誰なのか。「誰の責任が重い」と世間は考えているのか。全国20〜60代の男女1,338名を対象に、調査を実施した。
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■メンバー4人への批判はきわめて少ない
まず、5位から10位を見ていこう。
今回の騒動に関連して、それほど報道がなかった稲垣吾郎・草なぎ剛の2名が「もっとも責任がある」と考える人は、ほぼ存在しない。
リーダーの中居正広と、1月の騒動の結果「もっとも強く解散を主張した」とも報じられた香取慎吾も、それぞれ1〜2%だ。
世間の印象としては、「今回の解散劇は『4名のメンバー』のせいではない」と感じていることがわかる。
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■圧倒的1位は「メリー喜多川副社長」
続いて、上位を見てみると…
およそ3割の人が「メリー喜多川副社長の責任がもっとも重い」と回答。社長であるジャニー喜多川氏を上回り、およそ20ポイントの差をつけた。
2位には、SMAPの「育ての親」とされる女性チーフマネージャーI氏がランクイン。
しかし興味深いのは、5人のメンバーの中で唯一、木村拓哉が1割の票を集めた。
その妻である工藤静香が続き、4人のメンバーへの票数をすべて足し上げたよりも、工藤を批判する声のほうが多い結果に。
SMAP解散はジャニーズ事務所にとどまらず、テレビ業界や音楽業界、広告代理店など多くの企業にダメージが波及すると思われるが、メンバーの中では木村拓哉が失った人気は見過ごせない。
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■SMAPファンは事務所を責める声が顕著
なお、今回の調査対象者から、「SMAPファン」を自認する133名の結果を抽出してみたところ…
メンバーの責任を問う声がおしなべて低くなる一方で、メリー氏や娘の藤島ジュリー景子氏、女性マネージャーI氏など、マネジメントに対する批判が目立つ。
こうした事務所への信頼低下は、所属する他のアイドルグループの人気に影響する可能性も捨てきれない。
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(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,338名(有効回答数)