夢を持つことができない?2人に1人が「Yes」の職業とは…
「将来は何をするのが夢?」と聞かれ、答えられる人はどれほどいるだろう。
子供のころは、「お医者さんになりたい」「ケーキ屋さんになりたい」と思いのままに夢を口にしていただろうが、今ではどうだろうか。
しらべぇ編集部では、全国の男女1,368名を対象に「夢を持てなくなった」人がどれほどいるのか調査をしてみることに。
■夢を持てなくなった20代 若者でも4割が将来を悲観か
すると、全体では42.3%の人が「夢を持てなくなってしまった」と回答。注目したいのが、年代別の結果である。
年をとるにつれ、現実を見て夢を語らなくなる人が増えるのは傾向としてわかる。
だが、人生これからだという20代の若者でさえも約4割の人が夢など考えられないという。今から将来を悲観しているとは、心配になる調査結果である。
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■20代前半で夢を諦めたワケ
編集部では、20代前半ですでに夢を諦めてしまった若者たちに、その理由を聞いてみた。
「就職活動がうまくいかず、ギリギリで受かった事務職に。就職浪人をすれば親にも心配をかけるので、やりたい仕事を追いかけるのは諦めました」(20代女性)
「大学時代から音楽活動をしていて、プロを目指していました。だけど全然売れないし、お金は出ていくばかり。結婚を視野に入れている現実主義の彼女にブチ切れされ、定職探しをすることにしました」(20代男性)
身近な人の不安な声を聞き、安定を求めた人もいるよう。実際に、このように語る人もいる。
「大切な人に心配や迷惑をかけてまで、夢を追い続けたいとは思えません」(20代男性)
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■公務員の2人に1人は「夢を持てなくなった」と判明…
また職業別で比較してみると、顕著な結果が得られた。公務員の半数にもなる人は、もう夢を見れなくなってしまったという。
安定を求めることと引き換えに、自分のやりたい仕事は捨てたのだろうか。一方で、経営者/会社役員では7割の人たちが今でも夢を見ながら仕事をしている。
社会人にもなれば、人生の大半を仕事に費やすことになる。「夢=仕事」であればいいが、そうでない人は時間のなさから諦めざるを得なくなった人もいるのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)