松坂大輔が3648日ぶりの1軍登板で大炎上 その投球にファンは…
松坂大輔は厳しい声に奮起することができるだろうか。
2日、福岡ソフトバンクホークスの松坂大輔が日本では2006年10月7日以来となる登板。先頭の嶋にフォアボールを与えると、聖澤とかつての同僚でもある松井稼頭央に連続デットボール与える乱調。
さらに続くペゲーロにもストライクが入らず、押し出し四球を与えたうえ、暴投で失点し、その後も3連打含む打者一巡の猛攻を許す大炎上となった。
コントロールがすこぶる悪く、球の勢いも感じず結局5失点。かつて「日本のエース」と呼ばれた男とは無縁の投球にファンも失望したようだ。
こんなにツラい復帰戦を誰が予想していたか。
昔の松坂大輔の圧倒的なイメージを引きずってついつい期待してしまうから余計ギャップが。。。
これも現実ですね😭
復帰マウンドお疲れさまでした。 #sbhawks— じろう (@jirouyakyu) October 2, 2016
俺たちが見ていたライオンズのエースでメジャーリーグでも活躍してた松坂大輔はもういないんだ…
— あんでぃくんさん (@aPnKdMyN) October 2, 2016
■ここ2年まったく成績を残せず
松坂はボストン・レッドソックス時代の2011年以降故障がちとなり、成績が低迷。2014年オフに福岡ソフトバンクホークスと3年12億円の大型契約を結び日本に復帰した。
しかし、2015年は右肩の手術などで1試合も1軍登板せず、2軍でも精彩を欠く投球。それでも4億円を手にしたため、「給料泥棒」との批判が噴出。
さらに今年も2軍ぐらしが続き、成績も1勝4敗防御率4.94と低迷。かつてのような力のあるストレートを投げこむことができず、無様にうちこまれることが多いのが現状だ。
それだけにファンの怒りも収まらないようで、「引退すべき」との声も続出。しらべぇ編集部の調査でも5割が「引退したほうがいい」と考えていることが判明している。
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■ファンに話を聞いてみた
松坂のファンというAさんに話を聞いてみた。
「正直今の松坂では来年以降も苦しいと思います。下半身に粘りがなく、重心が高いフォームで手投げなので、力のあるボールが全然投げられていません。それに相変わらずのウェイトオーバーですしね。
工藤監督はポストシーズンに松坂を中継ぎに使うプランも持っているようだけど、敗戦処理くらいでしか使えないんじゃないですか。もう顔で抑えられるような投手ではないと思います。晩節を汚さない意味でもそろそろ引退したほうがいい。
ただ3年契約なんで、来年も4億もらって2軍でプレーするんじゃないですかねえ。自ら引いて欲しいですが」
厳しい声に奮起することができるだろうか。
(取材・文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
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