日本の仕事満足度は36%!公務員を抜き第1位になった職業は…
「どうせ働くのなら、楽しく仕事をしたい」とは、誰しもが思うことだろう。
仕事に対する満足度とは、職場環境なのか、仕事内容なのか、人間関係なのかでもモチベーションは大きく変わる。
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■現在の日本の仕事満足度は35.6%
しらべぇ編集部は全国の有職者672名に、「今の仕事に満足しているかどうか」を調査してみた。すると、全体では35.6%が満足と回答。
年代別で見ると、40代まではほとんどその数値に変化は見られない。しかし、60代になると満足している割合は最も高くなり60%にも。
50代以降は給料が上がったり、仕事内容や仕事量に見合った給料をもらえたということなのだろうか?
一方で、最も働き盛りの20・30代は30%程度にとどまり、なんとも言えない状況のようだ。
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■公務員が満足度2位
では、満足度の高い職業は何なのだろうか? 調査の結果、第1位に輝いたのは「自営業」だった。
さまざまな働き方がある現代において、必ずといってもいいほど人気で話題にあがるのは「公務員」。その公務員に差をつけて、自営業は第1位となった。
個人で営業している場合の決定権はすべて自身になる。そのためストレスもほとんどなく、軌道に乗っている限りは満足度が高いのかもしれない。
第2位になったのは「公務員」。
就職先を選ぶ上で、公務員はずば抜けた安定感で人気がある。職場環境や労働時間、さらに安定した給料が、民間企業と比べると優位に感じる点であろう。
第3位は「自由業」。
自由業といえば、自営業と同様でほとんどのことを自分の意志で行うことができる。しかし、満足度は低い。自由業という実力主義の世界では、それなりの実力と実績がないとなかなか軌道に乗せるのが難しいのも、結果に反映されたのだろう。
自由業として成功しているのは、ほんの一握りということなのかもしれない。
そして、最下位になってしまったのが「会社員」。ブラック企業の話題が多い昨今だが、本調査ではそういった現状が浮き彫りになったのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の有職者男女672名(有効回答数)