若い世代も食べてほしい!どじょう、クジラ料理が感動のウマさ
夏の暑さが一段落したこの頃。この時期になれば「食欲の秋」といわれるように、さまざまな食べ物がクローズアップされる。
どうせ食べるなら、歴史ある伝統の料理を堪能してみてはいかがだろう。
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■『駒形どぜう』のどじょう料理
享和元年から、浅草駒形にてどぜう(どじょう)料理を提供している『駒形どぜう』は有名店。
一昔前なら、どじょう料理は庶民の味として親しまれていたかもしれなが、現代人はあまり食べる機会も少なく珍しいものになっている。
若者の街、渋谷でもその味を堪能することができるのだが、おすすめしたいのは浅草本店。
歴史ある浅草本店の目の前は浅草観音への参道となっており、参拝客が江戸時代から訪れていたのだろう。
店内は昔ながらのお座敷。江戸時代にタイムスリップしたかのように、当時の雰囲気を感じながら食べることができる。
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■どぜう鍋でスタミナをつけよう!
同店の一番人気はもちろん「どぜう鍋」。メニューにはお酒の種類も数多く、どじょうを酒のあてにして食べるというのが通なのだろうか。
どぜう鍋を注文すると、山盛りのネギと七味、山椒の薬味が運ばれてきた。その数分後、待ちに待ったどぜう鍋が到着。
鍋は炭で温められ、グツグツと煮えるのを待つのみ。蒸気と一緒に甘辛い匂いがのぼり、食欲がそそられる。
鍋にたっぷりのネギをのせ、完成を待つこと3分程度。気泡がのぼり始めたら、完成の合図。
さっそく箸でどじょうを一匹つまんでみると、ホロホロとすぐに崩れてしまうほど柔らかい。
肝心の味は、甘い味噌風味でどじょうの苦味が程よく調和。骨も固くないため、喉に刺さることなく食べられる。
味が濃いめなので、ご飯との相性もバツグンだ。もちろん、お酒との組み合わせも間違いない。
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■クジラ料理も堪能できる
また、駒形どぜうではどじょう料理のみならず、クジラ料理も食べることができる。コリコリとした食感と蛋白なクジラを食べられる店はほとんどないため、子供のころなどに食べたことのある世代の人には嬉しいのでは。
どじょうやクジラに馴染みのない若い世代は抵抗感があるかもしれないが、クセもなく食べやすいため、興味のある人はぜひ訪れてみてほしい。
【駒形どぜう 本店】
東京都台東区駒形1丁目1−7−12
営業時間: 11:00~21:00
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)